灯台守

自分を信じてゆくのだぴょん

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最近の記事

【日記】眠れない夜がきて

  喉が痛くて機嫌が悪い 喉が痛いということは、喫食の際だけでなく、唾を飲むときや、なんでもないふとした瞬間にも喉に違和感を覚え、ただ生きているだけでストレスな状態ということなのだが… ついでに口内炎が同じ場所に三つできていて、それがさらに機嫌の悪さを助長させている 満足に食事もできない悔しさよ 喉が痛くなった原因は分かっている   先日、人生で初めてカラオケで夜を明かす行為、世間一般で言う「オケオール」をした すごい、私の人生にもこういう瞬間があるんだっていう感動の方

    • 【日記】私を私たらしめるものなど

        男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。 しかしわたしにとって日記というものは3日と続かない 日記に求めるハードルが高いから挫折してしまう 1,000字くらい書かないといけないんじゃないか、みたいなプレッシャーと、書きたいことに対して考えることが多すぎて、ずるずると、芋づる式にいろんなものごとが浮かんでしまって、収拾がつかなくなる 今回は頑張ってみた   昨日は暖かく、半袖一枚でも十分すぎるほどだったのに、今朝起きたらすっかり秋だった こうも寒暖差の強い日

      • ぢつと手を見る

         なんとなく秋の訪れを感じ始めつつあるこの頃、わたしはひたすら本を読んでいる 読書の秋に相応しく、図書館で新たに本を借りたり、おとなしく部屋の片隅に積まれた本だったりを、ひたすら 読書のことはずうっと好きで、それは幼いころから本が身近にあったからだと思う 図書館に連れられて行くことや、本屋さんを訪れることはとにかくワクワクするし、本のにおいが好きで、部屋に本を置くのはどことない安心感がある  本を読むことは、わたしが今自分にしてあげられる安寧の求め方のひとつだった 今は何よ

        • 月に帰らなくては

          丹波篠山で過ごしたあの二週間をときどき思い出す 地元と似た風合いの景色 冬の、キリッとした空気が 山の上だとより一層澄み渡るようで 朝を待つのが好きだった じんと冷たくなった鼻先を迎える指に吹きかける熱い息 冬が待ち遠しい

          丹波篠山で過ごしたあの二週間をときどき思い出す 地元と似た風合いの景色 冬の、キリッとした空気が 山の上だとより一層澄み渡るようで 朝を待つのが好きだった じんと冷たくなった鼻先を迎える指に吹きかける熱い息 冬が待ち遠しい

          思い出されたい

          思い出されたい 強度は異なれど 恋人、友人、分け隔てなく誰かに 特に大事な人の心に残るって難しい 少しでもわたしについて考えている時間があったら幸せだよね 誰かの思い出の中に登場できるのは嬉しい 最近人にものを贈ることを考えていて、わたしが何かを選び、相手に贈るという行為には、まず純真に「相手に喜んでほしい」という想いがあり、しかしそれよりももっと深く、心の奥底にあるのは「思い出されたい」という想いなのだと気づいた すべての贈りものに対してそう思うわけではないの

          思い出されたい

          徒然なるままに

          とりとめのない思考が次々に浮かんでくる 脳から出力できた順に書き留めてみてよいだろうか 許可をくださったそこのあなた、ありがとう 「こちらからは侵入できませんよ⛔️」面してる改札へ、敢えてそのまま進んでいって、ゲートを破壊したいものだなあ、と3回に一度は思っている この前、バイト終わりに人と待ち合わせていたのですみやかに着替えて、身支度を整えて、その向かう道中でなんとポロシャツをなくした ジャケットにくるんで、腕にかけて移動していたから、気付かぬうちにどこかへ落とし

          徒然なるままに

          雑記

          夕方、のびのびしている入道雲を見て、夏やん、と思った 最近何を着ればいいのかわからない。 20°って暑いの?涼しいの?普通なの? てか、普通って何?もう温暖化は進んでいる。 かつての普通といまの普通はまったく違うものだ。 今朝いいものを見た。 駅前で父親と、息子とみられる小学生2人がバイバイ👋🏻しながら別れていった。 父親の方は名残惜しそうに振り返ったりなんかして、ねえ、お父さん、こうやって一緒にお家を出れるのも、あと何年でしょうかね?なんでもない日常を大事にしてね、子供

          免許合宿行こ!(後編)

          前編はこちらからご覧ください 無事仮免許を取得し、初めて路上に出る。 ……前に、岸さんというインストラクターが車の部位について説明してくれた。トランクを開けて、スペアタイヤや工具があること、エンジンルームを開けて、バッテリーがどれで、これがこういう部分で、と クイズを交えて教えてくれた。 路上は楽しいと色んな人に聞いていた。なぜなら、景色が変わるから。 実際に路上に出てみて、自分で車を運転しているという確かな感覚があることや、免許取得への高まる期待、山が近くて、田んぼ

          免許合宿行こ!(後編)

          免許合宿行こ!(前編)

          1月20日から2週間(実際には12日)免許合宿に行ってました…………………… この春休みに免許取りたいな〜っていうのは大学2年生になりたての頃から漠然と思っていて、当初は恋人と「一緒に免許合宿行く〜?」みたいになってたんですけど、どこも埋まってるな、高いな、などとチキっていたらもう手遅れな時期になってしまって、一緒に行くことは断念。 私はもう絶対取るぞ!って思ってたので、恋人を置いてちゃっちゃと申し込み、無事合宿先が決まり、手続きをし、あとは向かうのみ!の状態まで仕上げた

          免許合宿行こ!(前編)

          蠍の火

          39度の熱に浮かされながら記事を書いている もう4日間もこの状態だ おそらく細菌性のもので、喉の激しい痛みと、高熱に悩まされている 病気になることを古語では「なやむ」と言うが、ここから来ているのだろうか? とにかく状態が良くなくて、毎日毎日9度そこらの熱が続いているし、喉の方も唾液の嚥下すら痛いレベルで腫れてしまっている 解熱剤で熱を下げても、効果が切れれば悪寒とともに身体はすぐ火照りだす  まるで蠍の火だ 真夜中、身体中が燃えているような熱さで起こされたときの慰めは

          海、船、灯台

          まずは人に褒められた写真を見せつけるとするか 大学一年生の冬休み、すべてアルバイトで終わってしまうのは勿体無いなあと思い、急遽久里浜へ しかしこの日も17時からアルバイトの予定があったため、電車ではなく東京湾フェリーで向かうことに🚢 私は定期的に海を見に行かないと死んでしまう病気だし 実は昨年の3月から“のぼれる灯台16基スタンプラリー”(https://www.tokokai.org/about/stamprally/)を始めて、そのうちのひとつである観音埼灯台にも

          海、船、灯台

          死守せよ、だが軽やかに手放せ

          お久しぶりの更新です。 わたしは基本的にひとりで行動することが好きで、それはたとえば、ひとりで行動するときの完全な自由さや身軽さが性に合っているからだろう。 孤独ともうまく付き合える。 ひとりでいることを相当満喫できるし、むしろひとりの時間がないと生きられないような人間だ。 けれどもこの頃は、自分のため、自分ひとりの満足のためだけに行動し、生きていくのに、正直なところなんだか飽きてきたというのが本音だ。 確かに他者と共にいるということは気を遣うし厄介だし、自由が制限

          死守せよ、だが軽やかに手放せ

          シナモントースト

          カフェオレを飲んでいたら急にシナモントーストが食べたくなったので、作った。 幼い頃はシナモンのことが苦手だった。 祖父母の家の台所ではいつもシナモンが香っていた。 あの独特な匂いがどうにも好きになれなくて、ずっと鼻をつまんでいた。 それからも苦手意識が消えることはなかった。 高校に上がって、喫茶店でバイトを始めた。 メニューにはシナモントーストがあった。 人気のある定番メニューで、オーダーが入れば自分が作ることもあった。 仕事なので「ああシナモンの匂いがするな

          シナモントースト