マガジンのカバー画像

利島-暮らし観光

118
運営しているクリエイター

#離島

200919-植物-道椿 道路に落ちている実はあなたのもの

200919-植物-道椿 道路に落ちている実はあなたのもの

この島に越してきたとき、職場の先輩より「椿の林は人の土地なので入らないでください」と指導があった。当たり前である ただ、ひと気のない林があれば、ふらっと立ち入ってしまうのも分かる気がする。

その後、5月頃に島のおじいさんに道で出くわしたさい、「秋になったら椿の実が落ちるから。畑にあるのはだめだけと、道に落ちてるのはあなたのものだよ。楽しみにしていてね。」と教えてくれた。

きづけば、そんな秋にな

もっとみる
200919-暮らし観光-柿をいただく

200919-暮らし観光-柿をいただく

 用事終わりの帰り際、島のお母さんが「島で採れた柿だよ。」と台所の角にあった柿を下さった。この柿はきっとあそこにあった柿の木のものだな。どこかしこに柿の木がある訳ではないので、遠目に眺めていたあの柿が、帰り際に袋に入って踊っていた。

200913-暮らし観光-明日葉の収穫

200913-暮らし観光-明日葉の収穫

今年は明日葉が不作らしい。バッタの大量発生、長引く暑さ、遅れる雨 なかなか厳しい環境である。

9月に納品をお願いしていることもあり、畑に入らさせていただいた。

9月半ばになり、台風を迎え暑さも次第に落ち着いてきた。遅れながらも新芽が生えてきていた。自然は予定通りならない それに寄り添って生きる。

明日葉は環境を選ぶらしい。日陰を好むものの、1日3時間以上は日が入る場所が好ましい。

利島では

もっとみる
200725-暮らし観光-カケンマ浜(海水浴場)

200725-暮らし観光-カケンマ浜(海水浴場)

この島には、砂浜がない。船で一度離れて島を見ると断崖絶壁の島である。

そんな中、2015年に人工海岸「カケンマ浜」がオプンした。この海岸ができたことで、島にいて海で遊べる そんな当たり前が叶うようになったのかもしれない。(ダイビングや釣りは海岸がなくてもできるそうだ。)

まだ、私は遠目に眺めたことしかない。いつかは、この海岸から景色を眺めたい。

200823-暮らし観光-堂山神社

200823-暮らし観光-堂山神社

郵便局前の坂を上がった山道入口右に位置する神社。

この島には、数々の神社がある。息苦しさを感じたときは、静かな境内で神に祈る。

明治時代に私宅にまつっていた神をあわせてこの堂山神社でまつるようになった。また、この神社では、銅鏡等が発掘されている。

200820-暮らし観光-郷土資料館

200820-暮らし観光-郷土資料館

利島村立郷土資料館 

夏季を除き、基本的に平日の日中のみ会館。

ある意味、幻の資料館である。

これといってレジャースポットがない分、島の歴史を知ると見えてくる景色が異なる。

厳しい自然、閉ざされた環境 苦難とともに歩んできた先人に思いを馳せてみたい。

カバー写真にあるのは、新年に行われる「やぶさめ」である。※現在は行われていない。

弓は利島の職人さんが手がけていたようである。神事の前に

もっとみる
200810-暮らし観光-飲み会の心得

200810-暮らし観光-飲み会の心得

島には、宅飲みという 社交の文化がある。

つまり、飲み屋ではなく、自宅で飲むのだ。

飲み屋さん代を節約するためではなく、積もる話を都度しようと思っても、、飲み屋さんが一軒しかない。丸聞こえですは、、。

今回は宅飲みデビューである。

内地では、人のうちに呼んでもらう事なんてなかったのに。島という環境のおかげで、お呼ばれされるか否かのハードルが下がるときもある。というか、歓迎会など内地なら居酒

もっとみる