【詩】小夜の寝覚め
数年
住んだ街
家と仕事の往復
どんな街なのか
ほとんど知らなかった
生まれ育った街を歩けば
「おはようございます」
数秒で、東京に行けるほど
ちょっと窮屈な時も
あったり、なかったり
この街は
「おはようございます」
片道切符も往復切符も
あったり、なかったり
しなきゃいけない
こうあるべき
泣いちゃだめ
優しくて
しかつめらしい
沢山の過干渉
見当たらなくて
居心地がいい
優等生と不良の間
先生は
もう少し
職員室で居眠りでも
数年
住んだ街
家と仕事の往復
どんな街なのか
ほとんど知らなかった
生まれ育った街を歩けば
「おはようございます」
数秒で、東京に行けるほど
ちょっと窮屈な時も
あったり、なかったり
この街は
「おはようございます」
片道切符も往復切符も
あったり、なかったり
しなきゃいけない
こうあるべき
泣いちゃだめ
優しくて
しかつめらしい
沢山の過干渉
見当たらなくて
居心地がいい
優等生と不良の間
先生は
もう少し
職員室で居眠りでも