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【詩】簪が飾られる頃まで

2ヶ月前の君は
まだ
まばらな君で

今の君は
そろそろ目に
かかるほどに

月の瞳は
太陽の瞳に

木曜日だと
思っていたら
いつの間にか
金曜日で

眠れるか不安だった夜は
君の笑い声が抱きしめる

瞬きしていたら
ミルク飲む?から
コーヒー飲む?に
なっちゃうのかな

出来立ての
湯気が上がるみたいに
君の未来を創造しては
口元が緩む

カーテンを開けたら
穏やかな朝焼け
いつかのプラハだ
長い列車から見た

おーい
雪だるま作ろう

まだ一緒にいたいな
簪が窓辺に置かれる迄

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