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病気、色狂い、妹、今の僕にできること

僕が売る商品は服ではないです。『僕が売っている物はドラマの共有です。』もしあなたにお時間があるのでしたら少し話を聞いて欲しい。

僕は服をデザインして販売を始めました。

 僕はこの服の売り上げを使って小児癌や白血病で苦しんでいる子供達に帽子をプレゼントします。病気と戦う子供だけでなく、その家族、その子が通う学校の友達にも連絡をいただければプレゼントします。

なぜこんな活動をするのか



毎日3畳半の無機質な壁に囲まれた部屋の窓からセピア色の世界を見ている。このベットの上でずっと元の世界の色を思い出している。窓の外では風が雲の形を変えていく。
繋がりが欲しくて携帯を開くと、僕だけがいない同期ライブ、友達の結婚式、後輩が自分の出演したテレビの告知をしている。僕は携帯の電源を落としてもう一度窓の外を見た、そこにいた雲は僕を追い越して見えない場所に消えていた。
 僕はこのベットの上でずっと元の世界の色を思い出している、減らない色鉛筆を握りながら、服のデザインを描いている。

 僕は薬の影響で視界が黄色くなる。今年の3月に肺を患い入院した僕は、何度も妹の事を考えていた。
妹は白血病を3回再発し、妹が小学校6年生のとき、家に帰って来た。妹が退院した翌日、妹は治療の影響で髪の毛がなく帽子を被って学校に行くのが恥ずかしいと泣きながらお母さんに訴えていました。そんな妹の手を強引に引いて僕は学校に行かせた。
あの日の「やめてと」と泣く妹の声と表情を思い出すと手足が震えて、噛み締めた奥歯が音をたてる。僕は知らなかった、入院生活がこんなにも怖いんだって、僕は想像できなかった、憧れた退院後の日常生活に馴染めない怖さを。

だから、だから帽子を配りたいんです。

退院後に通う学校に自分と同じ帽子をかぶっている友達が居るって思えば、少しでも心が軽くなるんじゃないかって思うから。

家族がみんな同じ帽子をかぶっていれば家の外に出るのが怖くなくなるんじゃないかって思うから。

多くの人の助けを借りて繋ぎ止めた僕の命を、自分以外のために使いたいから。

多くの人間の人生を奪って作る安い服よりも、誰かを笑顔にできる服が選ばれる時代になって欲しいから。

そして、子供に優しい大人はいっぱい居るんだぞって教えたいから。

長々と書きましたが、僕の服をどうか買ってください!入院中に一生懸命にデザインを書きました、そして最高な服が仕上がったんです。あの時泣いている妹にしてあげられなかった事を、みんなでやり直しに行きたいんです。僕の服が売れたら、世界が少しだけ丸くなったって、あなたと一緒に喜び合いたいんです。
 
これが帽子を配る理由です。

 本来ならば僕の貯金で勝手にやってくれよって話なのですが、僕にはそんな金銭的な体力はありません。そして僕の服の値段には僕の儲けも乗っかっています。この活動で儲けを出すのはおかしいと思う人は僕のステッカーを買ってください。ステッカーには儲けは乗っかっていません。服の儲けは遊ぶために使うわけではないです、今は帽子をプレゼントする活動ですが、成功したら今後もっと大きな事をやりたいんです!!

手伝ってくれる人は連絡ください! やりたいことがいっぱいあるんです!!
夢をドロップアウトした人の就職支援、シングルマザーの美容の支援 高齢者の趣味の支援 気軽く入れる駆け込み寺を作りたいんです!!
 
みなさんこの活動の成功を祈ってください。


したの記事にて、妹と家族の話をしています。
note運営にて、18歳以下の検閲禁止に指定された記事ですので、有料記事にしております。
過激な事がおきますので、心が穏やかな際に読んでください。読んだ際には、誰の批判、攻撃もしないようにお願い申し上げます。

https://note.com/0805379884i/n/n23c06660df3c


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