【小説】私立図書館との出会い②
40歳独身の私。ある日砂利道の先にある不思議な私立図書館に出会った。その図書館で私は自分の将来について少しづつ考え始めた。
一人がだんだん近くなる今まで不器用ながらも一生懸命仕事をしてきた。人より不器用な分遠回りだったかもしれない。
色々な壁に当たっては、挫折したりあきらめて折り合いをつけたりしながら前に進んできた。理不尽な事にも自分の中で折り合いをつけながら自分の納得する理由を探してどうにか前を向き直してきた。どんなに理不尽だと思っても、「もし私がこうしてたらこんなこと