男の友情の姿を確認した📘
達者でな!と…
主人公ジャックは、すでに居ない。彼は、飲み仲間のど真ん中の骨壷に灰となって登場する。彼の遺言は、「おれが死んだら、マーゲイトからまいてくれ」だった。
運転手は、義理の息子:ヴァンス、自動車屋を営む彼はベンツを用意した。同行する三人は、保険屋のレイ・八百屋のレイニー、そして葬儀屋のヴィックだ。4人はそれぞれの思いで、マーゲイトに向かう。
車中それぞれに彼への思いに耽る。また、文中には、同乗しなかった妻のエイミーやヴァンスの妻の思いも語られる。さらに、登場人物間の痴話話は、物語の厚みを増す役割を果たしている。
では、いったい「…、マーゲイト…」と言ったのであろうか?私は、「オレ(ジャック・トッズ)が死んでも仲良くな、みんな達者で暮らせよ!」と言いたかったと思う。
だからこそ、マーゲイトまでの時間と空間を皆に呼びかけたのでしょう。行かずに留まった女性陣にも同様ように…。憎っくいね!
名もない肉屋の親父:ジャック・トッズは、彼らのヒーローであった。
ボクは花巻の恩ある親友にこの本を渡した。
かわせみ💎
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