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【第7章】激動のマネージャー篇

俺は紆余曲折あり、岡山の某アイドル事務所の運営の一員となった。

これまでの【あらすじ】はコチラから!
➡️https://note.com/0420tomoyuki/m/mc7fe2d63f825


前置きとして今回は俺の過去の中でもダントツで闇深い話が多くなる回だ。

だがしかし まだ言えない部分も多数あるし、文章が長くなり過ぎない為に
やむ負えず割愛して話さなければならない。
なので数少ない今現在言える範囲で切り貼りして話して行こうと思う。

今後 俺(ともユッキー)のYouTubeやTikTok等で
「ノーカット・NG無し 完全版」は、またの機会で話せればと思いますので
下記URLリンクから、チャンネル登録やフォロー宜しくお願い致します!


【YouTube】

【TikTok】


唐突な告知はこれくらいにして、
今回はいつもの過去篇以上に長文になるので、
予めご了承の上でご一読いただければ幸いです。

さて本題に入ろう。
「アイドル事務所の運営」を始めた頃はフリーター真っ只中だった為、
最初は平日は前回紹介した他の仕事
土日祝日はアイドル事務所の業務といった形式で
アイドルグループの運営と言える程の活動・仕事は行ってなかった。
強いて言葉を当てはめるとするのであれば「イベント時の非常勤スタッフ」といった所であろう。

某アイドル事務所は、平日は「アイドルカフェ(コンカフェの様なもの)」の営業で、土日祝日は基本的にライブやイベント等を行っていた。
その土日祝の「ライブ・イベント」の運営スタッフとして入場受付やドリンク担当・音響照明担当、
そして時に所属していた某アイドル事務所の主催イベントでは
前説や司会進行役も務めていた。

余談だがその某アイドル事務所の代表は「アイドル以外にも大所帯のYouTuberグループやユニット・同盟を作り活動するプロジェクトも計画してて、それのメインメンバー・リーダー的役割で、ともユッキーを考えている」という話もあったが案の定そんな話はタイタニックよろしく
その時以降2度と浮上する事はなく鮮やかに沈んでいった

※多分ヒカル氏やワタナベマホト氏、レぺゼン地球の皆さんが
よく自分たち以外の交流の深いYouTuberなどを集めて
動画を撮っているヤツの大規模版をやりたかったのだろう。


ここで簡単に運営陣の人物紹介をしておこう。

まずは先程から少し話にも出ている、
某アイドル事務所の運営であり代表取締役の【代表】
俺に「アイドル運営をやらないか?」と誘ったその人である。
岡山・東京の各所属グループのプロデュースや楽曲作成を手掛けている。
加えて岡山では様々実績も残している様ようだ。
自らもアーティストとして活動を行っている(行っていた?)。

同じく某アイドル事務所の運営【専務】
主に岡山にある「アイドルカフェ」の運営と「岡山所属のアイドル」の運営業務・並びに経理業務担当。
何かと不満があれば暴力か怒鳴るかの2択、或いはその両方で発散し気持ちよくなり自己満足する。
俺はその行為を「説教オナニー(通称:おこニー)」と呼んでいる
対格差も倍以上違う事に加え、(当時公言してなかったが)空手の経験者で
格闘技・プロレス好きの俺に「上司だから反撃されない」とたかをくくっていた男。
※確かに紛いなりにも上司で彼の皆無に等しい威厳を守る為に日頃はやり返してなかったが、2人になった時に一度彼の蹴りを普通に片手で止めた時は「なんやねんっ!?」と精一杯の虚勢を張り滑稽な姿を披露。

そして某アイドル事務所の運営 兼 アイドル【店長】
自らもアイドルとしてステージに立つ傍ら、運営陣の一員としても活動。
主に演者と裏方を両立させつつ、フライヤーや動画編集などのデザイン業務や岡山所属のアイドル達のサポート業務やボイス・ダンス指導担当を行いマネージャー的立ち回りもしていた。
後に俺にマネージャー業務やメンバーとの接し方など様々な業務を教えて頂いたり、アシストして頂き凄く世話になった人である。
人望も厚く特に事務所内外問わずアイドル達からは絶対的な信頼を置かれており、ファンや他事務所運営人からも一目置かれる存在であった。

前回の話にも出てきた【元アイドル①】
ダンス指導や振付、所属アイドル達のサポート業務に加え、カフェ店頭に立っての接客や会計業務を務めていたが、俺が運営に加入して約1か月~2か月くらいで居らんくなった人。

それに俺を加えて4人~5人で某アイドル事務所は運営していた。

所属ユニットは岡山拠点に2組~3組、東京拠点に1組いた。

※ここで起きた事件や裏話は 話し出すと長くなるに加え、
ショッキングな内容やコンプライアンス的に大問題な事、
皆様のアイドルに対する夢が粉々に砕け散りそうな事が満載ので
またの機会にYouTubeやTikTokで!

俺は土日の「イベント時の非常勤スタッフ」を数か月やったあと、
代表から「お前が不得意な数字・売上管理もせんでいいから、上京して東京拠点のアイドルのマネージャー業務をやってくれないか?」という話が来た。

内心では「ガッツリ裏方業務やし、ワシのYouTubeの話はどないなったんじゃい」と思いつつも、
「上京するにはいいタイミングだし、業界をより深く知るには打って付け。引っ越し代金・家賃が会社負担になるなら良いか」と考え引き受けた。
これも事なかれ主義の俺の悪い所であろう。

上京後に俺は主に大きく分けて3つの業務を任された。
①「東京拠点所属のアイドルグループの運営・マネージメント」
②「事務所所属の稼ぎ頭のアイドルのメンタル管理」
③「自社以外の別事務所所属のアイドルグループや主催イベントへの出向」
※なお「やらんでいい」と言われたはずの「数字・売上管理」もちゃんとやらされた模様。

上記3つについて簡単ではあるが、順番に搔い摘んで紹介しよう。

まず①の業務「東京拠点のアイドルグループの運営・マネージメント」。
これは早い話、一般的に皆様がイメージするマネージャー業務
である。

例えばライブ出演時は、
●メンバーの出欠確認
●ライブ会場到着後の出演受付
●ライブ会場の音響担当の方への 音源(CD)・セットリストの提出&回収。
●自社アイドルの出番の際はライブ映像の撮影
●ライブ後の物販管理(販売受付・チェキ撮影やサイン会管理など)。

ライブ出演時以外では
●レッスンやSHOW ROOMのグループ配信の日程調整・会場確保・管理。
●SHOW ROOMのグループ配信内の企画・司会進行(天の声)
●チェキ会・面談・オンライン面談(オンライン上でメンバーと1対1でビデオ通話形式で話せるイベント)のスケジュール調整・会場確保・管理。
●出演ライブやイベントの告知
●公式グループ・メンバーTwitter(現:X)の管理・運用
●公式グループTwitter(現:X)でメンバーのオフショット等を載せる「マネージャー日記」の投稿。
●オンラインショップの管理・発送作業
●生写真やチェキの撮影
●ライン・電話でのメンバーへの業務連絡

などなど上記が主な俺のマネージャー業務だった。
細かい所や地味な部分を上げれば色々あるが、目立った業務はざっとはこんなところ。

あとは強いて言うならば、定期的にライブ後にミーティングをしたり、
ここでは内容については明かさないがアイドル活動における注意や指導をメンバー行うのも時に業務として発生する。
※その内容もまたいつか!

そして②に関してだが・・・
アイドル業界には本当にそうなのか、ビジネスフェイクかは別として一定数メンタル不安定な子が居る。
現に俺が所属していた事務所の稼ぎ頭のアイドルの子もそうだった。
今となってはその子が「本当にメンタル不安定な子」なのか「単純にわがまま・暴君」だったのか真実は不明である。

全盛期よりも落ち目になり界隈からの支持率や勢力が低迷しているとは言え、その子は前述した通り「事務所の稼ぎ頭」。
世にいう「腐っても鯛」というやつである。

その為、この子が機嫌を損ね「ライブ・物販に出ない!」と言い出したら、
事務所としては大損害。

そこで その子のモチベーションやメンタルを一定値以上に保ち、アイドル活動をスムーズに行えるようにする事も最重要業務の1つだった。

ただ1つ言えるのは大好きな女の子・彼女ならば どんな暴君でも受け入れ
如何なるわがままでも聴くことができるが、

そうでない子からの要求なんて聞けたもんじゃないという事である。
まぁ、色々な事もあってどうしても人としてリスペクト出来なくなった
という事も大いに関係あったのだろうが・・・
そこも色々コンプラ引っ掛かりそうだし長くなるので、また今度!笑

最後に3つ目。③の業務について。
ここで行う業務は主に5つ
●ライブ会場の設営・撤収作業。場列の整理
●入入場列の受付・整理
●ライブ生配信の撮影カメラの操作(ごく稀にスイッチングも)
●特典会開始時に楽屋からメンバーさんを呼び出し先導
●特典会時の列整理ならびにチェキ撮影

といった感じで主に撮影スタッフ・特典会スタッフとして出向し業務を行っていた。

正直に言おう。
俺は普段の自分が所属するアイドルの運営をするよりも、こっちの出向先のアイドルの運営として動く方がめちゃくちゃ好きだった。

出向先所属のアイドルの方々は、運営スタッフの皆様に至るまで
「プロ」の集団だったからだ。
自分の担当していたグループでは観れなかった、本当の意味での「エンターテインメント」の裏側を体感出来て学ぶ事も多かった。
同時に自分が所属する事務所、担当するアイドルグループのメンバー達、そして何より自分自身との格の違い・品位の差を毎回思い知らされた

この場合に関しては褒める点しか無いのでグループを出して話させて頂く。

俺が出向していた先のアイドルグループは
「桃色革命(セカンドステージ)」さん ※初期の方々はほぼは関わり無しと「GRACiAS  現:momograci(ex:桃色革命)」さん である。
派生して「コスメティックロボット」さん や「アイドルモドキ」さん とも何度もお仕事をさせて頂いた。
あと1~2回だけだが上記を「桃色革命」「GRACiAS」をプロデュースしている「小桃音 まい」さん のライブのお手伝いもさせて頂いた事もあった。

上記記載した方々に関しては、一言で表現するのであればマジで「プロ」。この言葉に尽きる。
ステージ上ではもちろん、特典会での言動、舞台裏での立ち回りに至るまで素晴らしかった。

個人的に一番感動したのは「GRACiAS」というグループである。
「桃色革命(セカンドステージ)」さん、「コスメティックロボット」さん 、「アイドルモドキ」さん の3グループのメンバーさんに加え
ときめきスパークリングの「西菜 まな」さん、桃色革命の初期メンバー「児玉 せりか」さんの11名で結成されたユニットの枠を超えた期間限定のプロジェクトである。

上記で名前を挙げさせて頂いた方々は言わば全員手練れの集まりで、
例えるならばさながら「アイドル版 アベンジャーズ」である。
全員が主役級の活躍をしつつチームとしての動きをする。
これぞエンターテインメントと言える形態だ。

俺自身直接現体制になり関わったことは無いですが、
今現在は「momograci(ex:桃色革命)」とグループ名を変え一部メンバーも変わり活動をされているそうです。
ライブだけでなく、YouTubeにも力を入れており魅力は健在だと思います。


加えてもう1グループをどーしても紹介したい。
出向中に対バンで一度だけ拝見した「にっぽんワチャチャ」さん。
ここも凄かった!!

先程紹介した「GRACiAS」さんが王道スタイルとするならば、いわば「にっぽんワチャチャ」さんはワイルドカード。
当時はまだ3人で東京進出したばかりで、まだまだ無名の頃だった。
にも関わらずライブでのМCは勿論、パフォーマンスは異彩を放っており
頭一つ飛びぬけいて光っていた。

現にアウェイから一気に会場を自分たちの空気一色にして帰っていった。

無論ステージ裏でも礼儀正しく「あぁ、これは三者三様個性ある上にビジュアルも良いから絶対売れるわ」と初見で感じた。

現在では更に個性豊かなメンバーさんも増え、有名な大規模アイドルイベント・フェスのTIFや@JAMへの出演や、
東名阪Zeppツアーの成功などを経て
案の定「日本武道館」でのライブが2025年3月末に決定しているそうだ。


自分が運営になってから見た「アイドル」の中で上記2グループが(「GRACiAS」さんを内部の細かいグループで分ければそれ以上となるが)
営という立場から見ても凄いと思ったし、いちアイドルオタク・ファンとして見ても感動した。
正直その当時運営ではなく、現役のアイドルとして現場にいたならば多分ライブに通ったり特典会に足を運んでいたと思う。笑


少し話は脱線したが、上記業務を通してで解った事は
当たり前だが「アイドル業界もピンキリ」という事だ。
アイドルはおろか人としても「えっ、それはちょっとないんじゃない・・・」と幻滅してしまう様な人も沢山見てきたが、
中には どこぞの唄の歌詞ではないが「まさに完璧で究極のアイドル」この言葉を体現している・しようとしている人も居る。

運営という立場で「女性アイドル業界」の舞台の裏も表も見て
普段決して人目に触れる部分じゃない真っ黒い闇の部分まで見ても
「アイドル」に失望せず、未だに「アイドル」を好きでいられるのはひとえに後者で記述した「アイドル」の皆様のお陰に他ならない。

そして暗い部分を見たからこそ、いかに今まで俺が「推しメン」として
推していたアイドルの方々、今も好きでいる人達が素晴らしい人たちだった事を再確認でき更に大好きでいるからだと思う。

話は長くなったが・・・
そんなこんなで俺は「女性アイドルグループの運営・マネージャー」を
岡山に居た時と合わせると、約2年続けていた。

今回はかなり長くなってしまったので、これくらいで終わりにして
マネージャーを辞める経緯や今に至るまでの話はまた次回にしようと思う。

次回が去年から続けてきた「ともユッキー 過去篇」の最終章。
ついにグランドフィナーレです!!
ぜひ最後までお付き合い居たければ幸いです。

そして重ね重ねにはなりますが、
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ではまた🐷

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