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育て直し 3月1日(土) 新聞は嘗めると甘い?

【日記】 たくさんの広告紙や新聞紙を丸めて、紙の玉を作って遊んだ。喜んでいるので、何度も何度も作ってあげた。よく見ていると、紙を丸めるときの音が楽しい様子だ。梓は、できた紙の玉を熱心に嘗めていた。特に、新聞紙を丸めたものが好きなようだ。
 そう言えば、梓は普段からよく新聞紙を嘗める。私が読んでいる、配達仕立ての夕刊が好きだ。一度、やってみようと今日の夕刊を嘗めてみたら、結構いい味がした。なるほどと思った。

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【解説】
 なぜそんなことをするのか分からないときは、親も一度試してみるといいでしょう。
 支援学級(当時は特殊学級)の仕事で草をたくさん食べる謎の子がいました。よく観察してみるといつも数種類の同じ葉っぱを食べていることが分かりました。ある日、彼が食べている数種類の葉っぱを食べてみること、なんと、どれも美味しい葉っぱだったということがありました。
 今回も、試しに嘗めてみると美味しいので、新聞を嘗めるのは探索のためではなく美味しいから嘗めて言いることが分かりました。(以前の投稿でも、新聞は味がすることをお伝えしています)
 それでも、新聞を嘗めるのはよくありません。嘗めて遊ぶおもちゃを他に与えて、「共感」と「覚えて」で新聞を嘗めるのは止める方向にもっていきましょう。

【セリフ】
「梓は、いつも新聞嘗めているね(「共感」)。だから、お父さんも嘗めてみたら、新聞って甘いね(「共感」)。びっくりしたわ。でも、毒かもしれないからあまり嘗めない方がいいよ(「覚えて」)。その代わり、ほら、見て。嘗めても大丈夫なおもちゃ買ってあげたからね。これはシリコン系。これはゴム系だよ。こっちには、おばあちゃんがくれたプラスチックのもあるよ。今度からは、これ嘗めてね(「覚えて」)。」

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