いよいよ、けん玉検定開始! その1
《10月14日(月)》「けん玉検定」開始
東海君の「すいとう班」が、忘れ物がひどくて潰れてしまった。副班長の伊集院さんが、応援班長になってくれることに決まった。新しい名前がつけることができる。「カラス班」になった。初めての班長なので頑張って欲しい。
今日から「けん玉検定」が始まる。合格することだけが、目的ではない。「昨日よりうまくなっていく自分を感じて、物事に意欲的に取り組む人になって欲しい」というのが、ねらいだ。
けん玉は、できるようになるまでに試行錯誤と時間がかかるので、検定は10日間はやる予定。その後は、好きなもの遊びにしていく。
今の所、簡単なものが多いので1年生は合格ラッシュだ。けん玉の名称が言えて、正しい持ち方ができたら、もう2つ合格だ。
2年以上は、遊び続けていた者、密かに練習していた者は、去年の壁(とめ剣、飛行機など)を乗り越え始めてる。自転車と同じで、一度覚えたものができなくなることはないようだ。
1年生は「ふり大皿」「もしかめ」でつまずく。中級以上は「とめ剣」の正確さ「ひこうき」「とうだい」で悩む。その時は、ミニ教室でもしよう。
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「昨日よりうまくなっていく自分を感じて」
発達の凸凹で1番困るは、実行機能の弱さ(柔軟性の弱さ、抑制の弱さ)です。それを育ていく方法のポイントが「だんだんうまくなる」です。
実行機能の弱い子は「0か100かの考え方」をしているで「白か黒」なのです。だから「だんだん」で灰色を作っていくと、実行機能が育ってくるのです。
すべての昔遊びは「だんだん」があるので、実行機能に有効です。すぐ楽しくできるビデオゲームは、実行機能に効果はありません。
「実行機能の弱さ」について詳しく知りたい人は、下記のマガジンを読んでください。
『陰で支えて』 東海君
「すいとう班」がつぶれた。元班長の東海君に、新班長の伊集院さんが困ったら「色々教えてあげてください」と頼むことにした。
先生「伊集院さんは、初めて、班長をするんだから、陰ながら支えてあげて
な。」
東海「えー、班長のこと教えるのに、いちいち外に出て『陰』探すのん?面
倒くさ!!」
ちゃうちゃう。そういう意味では、ありません。