けん玉検定は続く その5
《10月24日(木)》けん玉検定 8日目
けん玉検定8日目だ。
・小川さんと岸さんが初段になって、けん玉を手に入れた。
・新川さんと塩田さんが、もしかめ大会で初めて100を超えて記録表に
載った。塩田さんは、なんと303回だった。
注)もしかめが100回を超えると、教室に張り出している
記録表に載ることになっている。
「明日で、けん玉検定をおしまいにする」と発表。後は、好きなもので遊んで行く。検定は、そこでもするが「いつでもやっていいよ」ということにした。固いこと言わないのが《あそぼクラブ》のいいとこ。
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『もしかめ大会』
《あそぼクラブ》では、事あるごとにもしかめ大会をしていました。終わりの会でもやったりしていました。
時間切れになることもありました。そんなときは、黒板にメモをしておきそこから続きをしてもいいルールになっていました。
《10月25日(金)》けん玉検定最終日
検定最後の日。検定終了後、みんなの得意なものを1つずつ発表する予定だったが、今日は休みが多かったので月曜日に伸ばした。
伊集院さんが残っていた「ふり剣」を合格して初心者編を卒業して、中級編に進んだ。さすが「もしかめ女王」。
山田君も「ぼくは、大きな壁を乗り越えたぞ!」と叫びながら中級編に移った。
リーダーの東海君も、二年生から2年間悩み続けてきた「ひこうき」に今日、合格した。この粘り強さが、東海君のいいところ。
先生「苦しんで、良かっただろう?」
東海「俺、二年生と三年生のときに苦しむのが足らんかったわ。すぐ諦め
て『好きなもの』で他の遊びしてたもん。今日、それが分かった
わ。」
なんと、素晴らしい言葉か!抱きしめようとしたら「うざい」と言われた。
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『悩み続けてきた』
以前にも書きましたが、これがけん玉が発達に効果がある理由です。発達に凸凹のある子は「0か100かの二極的な考え方」をしています。それが、やりたがるくせに、すぐ止めてしまう理由です。持続する力が、育っていません。
けん玉は、この考え方に「だんだん」というという概念を育ててくれます。つまり、白と黒の間に灰色を育ててくれます。これは、持続力の元になりますし、人の気持ちを考えたり、集団で暮らして言うときに基礎にもなります。自分考えと他人の考えの間に「だんだん」を作るということです。
『ぼくのがない』 西島君
今日、おやつの集金袋と共に写真を配った。前期(4月~9月まで)の写真だ。保護者から注文があった分を、各家庭に配った。
「さっ、学童カバンに入れて、持って帰りましょう。お母さんやお父さん
にも見せてね。」
と声掛けして、班ごとになおしていたら、西島君が泣きながらやってきた。
西島「先生、ぼくの写真がない。」
「あらあら、可愛そうに」と思って調べてみたら、
ドッチボールで後ろ向いて逃げてる写真
顔にボールが当たって泣いている写真
二重Sケンで倒されて泣いている写真
探偵ごっこで捕まって引きずられている写真
しかなかった。
うーん、保護者が買わなかったんだね。後期は、かっこいい写真撮ってあげるね。ごめん。
注)《あそぼクラブ》では、半年に1000枚くらいの子どもの
写真を撮って販売していました。利益のためではなく、普段
働いていて子どもの遊び姿を見られない保護者に、遊んで
いる姿を見せてあげようという配慮でした。
《10月26日(土)》10月なのに、寒い
今日は、人数が少なかった。河川敷まで遊びに行こうと思ったが、あまりにも寒いので止めた。
「缶けり」で汗をかき、おやつ後は「けん玉」に精を出した。