Ⅰ 低学年で覚えて欲しい生活スキル 5 イスの座り方 その2
1️⃣ イスが、自分に合っているかどうか知る。 【解説】
「イスが合っている」というのは、机とイスと身体の3つが正しい位置関 係にあるということです。次の状態を言います。
・机の上に手を乗せたら膝と平行になる
・足の裏をぺたんとつけたら、膝が直角に曲がる
イスが合っていないと、疲れやすいし注意集中もとぎれやすくなります。だから、先生は、学期ごとにイスと机が合っているか確認することになっています。イスが合っていないときはイスや机を交換するか、高さを調整します。
学期ごとに点検するのは、小学生はどんどん成長するからです。
もし、イスが合っていないのにそのままにされているなら、子どもの方から申し出るように教えておいた方がいいでしょう。「先生、イスが低いです。高くしてください」か「先生、机が高いです。低くしてください」と言えばいいでしょう。
保護者も、授業参観などのときに「わが子のイスがあっているか」を点検しましょう。
2️⃣ 先生の話を聞くときは、背筋と腰を伸ばしイスに深く座って背もたれに背をつける。 【解説】
先生の話が、長いときがあります。そういうときは、背もたれに持たれて聞きましょう。かまいません。疲れないためです。
しかし、イスに深く座ることが大切です。お尻を背もたれにくっつくようにするのが、正しいもたれ方です。下のイラストのようにお尻のところに三角形をあけてはいけません。背骨が曲がってしまいます。
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