マガジンのカバー画像

半熟日和

869
“未熟で、ままならない日々を書く”。毎日書いている400字以上のnoteをまとめています。現在は土日祝日を除く週日更新です。800本を機に「毎日note」から「半熟日和」にマガジ…
運営しているクリエイター

2023年12月の記事一覧

丸ごと抱きしめたくなる1年でした

2023年最後の更新です。 ソイラテを飲みながら、ちょっとベタに「今年はどんな年だったか」を振り返っている。 今年は、とにかく〝自分を知る〟を掲げてのスタートだった。結果はどうなんだろう。 自分でも気がつかなかった側面に気づくことができたと思う。けど一方で、「自分のことを何もかもわかることは一生ないのではないか」とも思う。底の見えない海に潜り続けているような感覚。 でも、だからおもしろいし、一生向き合い続けることなのだろう。 ある程度の答えが見えたと思っても、それは

指先だけメタモルフォーゼ

クリスマス直前に、ジェルネイルのデザインを変更した。 今回はどんなものにしようかとぼんやりと考えていたとき、自然と赤や緑が浮かんだけれど、ひとり心の中で却下した。クリスマスのイメージに直結しすぎている。 ネイルのデザインは、次に変えるときまでの「期間」を踏まえて考える。特定のイベントに向けたものだとしても、普遍性というか、その「期間」に耐えうる強度があるかどうか。 もう少し落ち着いた、大人っぽいボルドー系のネイルにしたいな、とお店に行くまで息巻いていたのだが、最終的にで

「きっと大丈夫」と「もっとがんばろう」が一緒になる場

心の中で、背筋が伸びるような心地になる場があるのは、しあわせなことだなと思う。 先日、ライティングスクールの「バトンズ・ライティング・カレッジ」(バトンズの学校)の仲間との忘年会だった。少なくとも年に一度のペースでこういった場を設けてくれる仲間がいてくれて、ほんとうにありがたい。 笑ったり、驚いたりしながら、お酒を飲み、大皿に乗ったご飯を食べる。そしてそれぞれの現在地や、これまでにあったこと、これからのこと――過去、現在、未来と、視点は右往左往しながらも、それぞれの話に耳

noteまとめ2023

noteで毎年恒例の『 #noteまとめ 』がはじまりましたね。早速自分のアカウントのレポートを見てきました。 集計期間にあたる2023年1月1日から12月16日の間に投稿していたnoteは、274本! 今年の5月から週日更新にしたとはいえ、「書いたな〜」と思います。 毎日書いている中で、「自分を知ること」「書いた自分のことを好きになること」を目標に取り組んできましたが、特に後者はなかなかむずかしいなと思ったのが正直なところです。余裕をもって書けず雑に書いてしまうこともあ

サングラスを買わねば

来週、オーストラリアに家族旅行で行く。 妹がワーキングホリデーのため滞在しており、せっかくの機会だからと思い切って行くことを決めた。家族4人揃っての旅行は、自分が社会人になってからは初めてのはずだ。 こう書きながら、正直なところあまり実感は湧いていなかった。出発日も差し迫っているので準備もそろそろ始めねばならないが、なかなか本腰が入らない(しっかり入れねばと思い書いている部分もある)。 けど先日、妹からいくつか向こうに訪れるにあたってのポイントについて連絡が来た。 極

メンテメンテメンテ

皮膚科へ行く。内科へ行く。歯医者へ行く。 処方箋をもらいに行ったり、定期検診を受けたり、予防接種をしにいったり。 なんとなくこういう一日を、「メンテナンスデー」と呼んでいる。未来の自分が少しでも居心地よく過ごせるようにするための仕込み。 そしてこういう日々「行かねば」とプレッシャーにしていることをドミノ倒しのようにパタパタと進められると気分がいいものである。しょっちゅうしたいとは思わないけれど、できるだけ同日に達成していけると気持ちがいいのだ。 今回のメンテナンスデー

みたびのバーこたつへ

12月16日に開催された、第4回『 #バーこたつ 』へ行ってきた。 先月は行くことが叶わなかったのだけれど、今回で訪れるのは3回目。 予定が合う限り、せめてスタンプカードが埋まるまで行けたらな~と思っている。 お客さんとして多少の慣れは出てきたかもしれないけれど、それでも新鮮な驚きが毎度あるのがおもしろいから。それを生むのは、やっぱり人との出会いだろうなあと思う。 今回はお店のオープン時間から1時間ほど経過した後にたずねた。 適当にテーブルのそばに近づき、最初は飲み

写真月報(2023年11月)

カメラロールにある写真を見たとき、どこまでが先月分だったかわからなくなる。このシリーズの記事を書こうとしたとき、やっと整理されるなといつも思う。 数カ月先の予定が埋まるようになってきた。もう2024年を意識せざるを得ない。 パンケーキを焼いたとき、はねた生地が「羽を休めている鳥」にしか見えなくて大いにはしゃいだ。 『君に、揚げる。』(極)で、がっつりトンカツをひさしぶりに。千切りキャベツを無しから大盛りまで選べるのがうれしい。 11月は、個人的にお祝いラッシュな月。ケ

生まれて初めての二日酔い

生まれて初めて、二日酔いを味わっていた。 いや、正直叶うことなら、一度も味わうことなく人生を終えたかったと思う。 帰巣本能なのか、地元の最寄り駅でちゃんと降り、帰路に着いた。家につき、手洗いうがいをして(ここら辺我ながら偉い)、リビングに着くや否やホットカーペットの上に倒れこんだ。えっちらおっちらコンタクトレンズを外し、そのまま「気持ち悪い」「記憶が既に途切れ途切れ」「わたし、手洗ったっけ?」と母親に向かって呻きながら眠ったという(母談)。 そうして早朝4時半ごろに目が

1000個近い夢

オーベルジーヌを食べてみたいんです!! 会社のお昼休み、食事を共にした面々とずっとその話をしていた(この記事に強い影響を受けた)。 わたし以外、「お店の名前すら聞いたことがない」という人が大半だったけれど(こういうとき、自分がけっこうお笑い芸人好きで、テレビっ子なんだなあと思う。“オーベルジーヌ”をしっかりと認識したのは、バラエティー番組『千鳥かまいたちアワー』だった)、最終的に年末、忘年会代わりに会社で注文することになった。言ってみるもんだ。 生の野菜や果物がほとんど

横並びの惑星

べっくやちひろさんのエッセイZINE『ママになるつもりはなかったんだ日記』を読んだ。 ここが好きで、何度か繰り返し読んだあと、ふせんを貼った。 好きな人がいる。 なんとなく出会いを求めて、「おぉーい」と大きな声で叫び、手を振ってみても、相手に気づかれない。求めても求めても、手が届かない。そういう虚しさになんだか疲れて、一旦離れようとしたとき。 その人は、そんなふうに、自分が「もういいかあ」と、ふぅっとゆるみ始めたときに出会った。 最初は画面上だったけれど、わりと序盤

店ごとに量とスピードのイメージがある

スターバックスで、ソイラテと一緒にほうれん草とベーコンのキッシュ、ナッツ&キャラメルチーズケーキを注文し、食した。 ケーキの下、クッキー生地に混じって何かが敷き詰められていた。名前にもあるし、ナッツかな? と深く考えず、先端を三角になるようにフォークで切り取り、掬い、口へ運ぶ。 レーズンだった。一瞬、「ぎゃっ」となるがすぐに心を落ち着ける。年齢を重ねて食べれるようになったものの、どうにも慣れない。味というより、食感に。ケーキそのものはおいしい。チーズのもったり感、ほろほろ

前倒し

紙のスケジュール帳を3ページめくる、もしくは週で予定を表示したGoogleカレンダーを3クリックすると、もう2024年になる。 12月も、もう少しで日が二桁になる。本当に毎度のことながら、驚きをもって「もう今年が終わるね」と言えてしまうから不思議だ。そのときが来るとわかっているのに、体感から来る時の流れの速さにびっくりしてしまう。 今年の年末は、冬季休業初日から家を空ける予定なのだけれど、それはつまり「いろいろ前倒ししなきゃいけないんだ!」とカレンダーを見て慄いている日々

乱高下

ちょっと気分が沈むことがあった。なんだか感傷に浸ってしまって、今日はそれについて書くことになるかなと考えていた。 けどハッピーなこと、楽しみにしていた情報解禁などが続き、霧散した。今もその余韻に浸っていて、油断するとすぐぼーっとしてしまう。具体的には、 ①『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム』のチケットが四次先行で当たった ②ポケモンスリープのフレンドが増えた ③M-1グランプリの決勝進出者の発表 ④ずっと気になっていたMBTIの講座に平日日程が登場 と