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macurocuo
前倒し
紙のスケジュール帳を3ページめくる、もしくは週で予定を表示したGoogleカレンダーを3クリックすると、もう2024年になる。
12月も、もう少しで日が二桁になる。本当に毎度のことながら、驚きをもって「もう今年が終わるね」と言えてしまうから不思議だ。そのときが来るとわかっているのに、体感から来る時の流れの速さにびっくりしてしまう。
今年の年末は、冬季休業初日から家を空ける予定なのだけれど、それはつまり「いろいろ前倒ししなきゃいけないんだ!」とカレンダーを見て慄いている日々だ。
たとえば、病院で薬を処方してもらうとか、部屋の掃除とか。
行けるうちに、できるうちに、やっておきたいことが、休業中に取り組むにはむずかしい。
こう書いていると、どうして年内のことは年内のうちに済ませたいという気持ちになるんだろう。社会が生み出した、欲求なのか。
どうせなら、どっさり手放せるものは手放せたらいいなと思うし、「できることはやったぞ!」とすっきりして新年を迎えたい。
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