逗子アートフィルム|沖啓介|現代美術オンライン特別講義
逗子アートフェスティバル2020の一環で、現代美術の講義を3回に渡り、オンラインで行います。
講師として、エレクトロニク・アート、メディアデザイン、電子音楽、映像などの分野で、国際的に活躍するアーティストの沖啓介氏をお招きします。
配信は逗子の映画館、シネマ・アミーゴから行います。
逗子アートフィルム 沖啓介 現代美術オンライン特別講義#1
「ウェットウェア、ドライウェア」
講師:沖 啓介(アーティスト・東京造形大特任教授)
司会:仲本 拡史(映像作家)
日時:第1回 8月22日(土) 20:30~22:00
料金:各回 1500円
販売期間:当日19時まで
アーカイブ視聴期間:1週間
申込み方法:Peatixから購入。https://artfilm-oki1.peatix.com
開催日までに、逗子アートフィルムから当日アクセスするYoutube Live、限定公開のURLが届きます。
▼第1回「ウェットウェア、ドライウェア」 8月22日(土) 20:30~22:00
https://artfilm-oki1.peatix.com
▼第2回「アートが神経を持ったら」 8月29日(土) 20:30~22:00
https://artfilm-oki2.peatix.com
▼第3回「月は最古のテレビ」 9月5日(土)20:00~21:30
https://artfilm-oki3.peatix.com
第1回「ウェットウェア、ドライウェア」
ウェットウェア:自然脳による生物システム
ドライウェア:人工能による機械システム
フィルムは液体を通す化学処理で表現する濡れたメディア、ビデオは映像を記憶媒体にデータとして記録する乾いたメディア。
映画誕生前史には生物的な観察が重要な役割を持ち、映画表現の受容と解釈には、脳と知覚の理解が必要。
フィルムのノイズは、フィルム面を傷つけるスクラッチ、磁気媒体のノイズは、伝達系のトラブルによるグリッチ。実験映画、ミュージック・ビデオ、グリッチ・アートでの映像ノイズ表現、日本文化に見られるノイズ嗜好などを検証し、われわれはなぜ認識エラー、システムエラーにつながるノイズに惹かれるかを考察します。
ノイズ:https://bijutsutecho.com/artwiki/108
沖 啓介 (おき けいすけ)
東京都生まれ。多摩美術大学美術学部彫刻科卒業。アーティスト、デザイナー、ミュージシャン。カーネギーメロン大学STUDIO for Creative Inquiry研究員を経て、作品発表、演奏、研究・論文発表、講演を国際的に行っている。エレクトロニク・アート、メディアデザイン、電子音楽、映像が専門分野。翻訳書に「ジェネラティブ・アート Processingによる実践ガイド」主な展覧会は、キャノン・アートラボ「サイコスケープ」、SMAAK(ボネファンテン美術館、オランダ)、「身体の夢」(京都国立近代美術館、東京都現代美術館)、「第一回横浜トリエンナーレ」、Medi@terra(ギリシャ)、「Art Scope」(インドネシア)、「Qi and Complexity」(北京)、「Global Players」(ドイツ、横浜)、「科学と芸術」展(上海)、越後妻有トリエンナーレ、Transmediale 2008(ベルリン)、第一回所沢ビエンナーレ、あいちアートの森(2010)、Mednarodni festivalスロヴェニア(2012)
ウェブサイト:http://oki.world.coocan.jp/
10月10日(土)『螺旋の映像祭』開催!
逗子文化プラザ さざなみホールにて
https://note.com/zushi_art_film/n/n502ed347ee86
逗子アートフェスティバル公式ウェブサイト
https://zushi-art.com/
主催:逗子アートフェスティバル実行委員会
共催:逗子市、逗子市教育委員会
協賛:東京造形大学校友会
企画運営:逗子アートネットワーク(ZAN)/池子の森の音楽祭実行委員会/みんなでアート実行委員会/逗子アートフィルム
令和2年度 文化庁 文化庁文化芸術創造拠点形成事業