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風邪が治りきらないままマラソン走ったらアナフィラキシー症状が出てDNFした

 今シーズンを締めくくるのは東京マラソン…ではなくて鹿児島マラソン!

 前日夜に現地入りして、翌日夜には東京に戻るという割と強行スケジュール。
 元々は明日まで鹿児島にいる予定だったのですが、明日どうしても外せない用事があり、こんなスケジュールになってしまいました。

 今回の目標はズバリ完走でした。

 というのも元々練習不足であったのに、先週から謎の喉の痛みがあり、今週に入っても治る気配なし。

 熱も出たのですが、安静にしていたらすぐ熱が下がったので「寝てればそのうち治るだろう」と思って少しは良くなったのですが、胃カメラの検査の予約をしていたのでそれを強行したら、めちゃくちゃ具合が悪くなってしまいました。(バカですね)

 胃カメラの翌日も喉の痛みが引かなかったので、耳鼻科で診察してもらったところ、扁桃腺炎!出た〜。

 ゴッソリ薬を出してもらったのが数日前というコンディションでした。

違和感はあるけど走れそう

 さすがに薬を飲んでいるので喉の痛みは落ち着いてるものの、まだ違和感はある状態。
 でもそれ以外は問題なしという感じでした。

 なので遅めに起きて、ギリギリまで家にいて空港に向かいました。

 到着は18時ごろ。
 鹿児島空港からスタート地点の鹿児島市中心部までは結構距離があるので高速バスにて移動。

 こういうときに限って隣の席の方が猛烈に寄っかかってきてイライラしながらもホテル近辺に到着しました。

まさかの夕食難民

 鹿児島マラソンは初めてだったので、想像以上に中心部がお祭りムードなことに驚きました。

 だからかホテル近辺で目ぼしい食事処を探しても全く入れず。
 5軒くらい断られてようやく入れたお店で栄養補給。

 いま思えばこのとき食べられなくてよかったって感じですが、鳥刺しが品切れで鹿児島っぽいものは口にできませんでした…。

 またマラソン開催の活気が戻ってきたということなので喜ばしいことではあるのですが、前日の夕食はかならず予約すべしということを学びました…美味しいものを食べたければ…。

 歩き回って体力奪われつつ、コンビニで朝食を確保して、何とかホテルに戻り、薬を飲んで寝ました。

今度はう◯こ難民に

 体調が万全でないことは確かだったので、いつもはマラソン当日は5:00くらいに起床するところ遅めの6:00起床。
 これがまた判断ミス。

 スタート地点はホテルから近かったのですが、6時だと朝食を摂ってから時間が充分でないので、便意がちゃんと来なかったんです。無理やり捻り出しましたが。

 そしたら移動の間に腸が目覚めてものすごい便意が!

 ですが、スタート地点周辺のトイレってめっちゃ混むんですよ。(だから宿泊先でちゃんとトイレは済ませておくのがセオリーなのですが…)

 そしたら案の定トイレは激混み!スタートぎりぎりまで待つことに。
 これでまた体力を大分消耗しました。

出だしは順調でしたが

 今回の目標は完走です。
 だから30kmまで走れればその後は歩いてもいいやくらいの気持ちでした。(それくらいろくに練習してなかった)

 ブロックはBだったのでガンガン抜かされましたが出だしは順調でした。
 もしかしたら最後まで走って完走できるかも?くらい。
 まあいつもより相当遅いスピードで走ってるので当たり前なのですが…。

 ところがハーフ地点を過ぎた後、エイドのさつま揚げを食べたときに手の違和感に気づきます。

 「あれ?手がかじかんでる?」

 今日はだいぶ暖かかったので、手袋を途中で外していました。
 なので最初は外すの早かったかな?くらいの気持ちだったのですが…。

コレ、かじかんでるんじゃない!蕁麻疹だ!

 しばらくしても手の違和感は取れません。

 なので温めたほうがいいのかな?と手袋をまたつけようとしたところ、

 「アレ!?手袋がつけられない!」

 そこで初めて気づきます。

 「これ手がかじかんでるんじゃない!蕁麻疹だ!」

 アレルギー体質なのでこれまで蕁麻疹に悩まされることは何回かあったのですが、マラソン中に症状が出るのは初めて。

 ここで走るのは諦めて歩くことにしました。

救護所に行くか悩みながら歩き続ける

 歩きながら症状が治まることを祈りますが、良くなる気配はありません。

 コレってアナフィラキシーでは?なんか症状出るようなもの食べたかな…と自問自答。
 エナジージェルがダメだった気もするし、そもそも朝食後に薬飲んでるし、と考えれば考えるほど思い当たる節ばかり。

 進むたびに救護所が見えますが、大袈裟にしたくないし、救急車で運ばれるのは嫌だ…(乗ったことあるのですが、意識があるとかなり恥ずかしい)と決断が出来ません。

 でも症状は治る気配がない。

 ここで症状についてネットで調べることにしました。

マラソン 蕁麻疹

 サラッと調べるだけで「コレだめなやつだ…」となり、諦めて救護所に行くことにしました。

初⭐︎救護所

 立ち寄るとどうしたのか聞かれます。

 蕁麻疹が出たことを伝えると血圧や体温などバイタル確認されます。
 数値はちょっと悪いくらいで心配するほどじゃないようでひとまず安心。

 走るか聞かれますが、もう時計も止めてしまったし、ひどいタイムなので諦めることにしました。

 ドナドナバスが来るまで横にならせてもらいます。

 去年も京都マラソンでぎっくり腰明けでDNF(Do Not Finish:棄権のこと)してるので、あんまり悲観的にはならず。
 というかむしろ今回走る判断をしたのがそもそもの間違いだったなぁ…と。

 そんなことを考えながらうとうとしてるとまもなくバスが到着して、スタート地点まで戻りました。

体調に不安があるときは、フルマラソンを走ってはいけない

 当たり前なのですが、体調に不安があるときはフルマラソンなんか走っちゃダメなのだと痛感しました。

 ジジイになったらフルマラソンで死ぬのが理想とか冗談で言ってましたが、やっぱ嫌ですね。
 ベッドの上で死にたい…。

 練習も大事だけれど、フルマラソン前は体調を整えることを最優先にすべきと学びました。

本日の一曲

 路上でこの曲で踊って応援してくれる皆さんがいましたが、若者ばかりだったのでなんでその選曲…?と思っていたころはまだ蕁麻疹出てなかった。

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