旅のお供に「ここじゃない世界に行きたかった」を読んだ。
塩谷舞さん著の『ここじゃない世界に行きたかった』
鉄道に揺られ、少しの旅に出ながら読んだ。
本当は旅の記録とともに書きたかったが、相当な文量になってしまいそうなので、シンプルながらも読んだ記録を。
自分の視点と他者の視点がたくさんあり、
その中で生きていくことの難しさも実感しつつ、
それでもその中で、自分が求める「ここじゃない世界」を、自分なりに少しずつ作っていくことができるのではないか。
自分はこれを読みながら旅をしていた時、
少々(?)現実逃避のような、「ここじゃないどこかへ行きたくなった」為に出た旅であった。
しかし、家に向かう帰路にて本の終わりに差し掛かる中で、
世界のどこに行ったって、自分のために用意された理想郷は存在しない。だったら自分でやるしかない。
非常に刺さりつつも、それでも家に帰り、明日からの日常に少し光を差し込んでくれる、そんな言葉だった。
うーん、読書感想難しい。
個人的には旅のお供や、お休みの日ににまったりと読むのがおすすめです。