シンガポール　早歩きは、2型糖尿病のリスクを15％減らせる可能性があります

シンガポール衛星ニュースchannelnewsasi1/12
オーストラリアの地方新聞シドニー・モーニング・ヘラルドSydney Morning Herald紙が言及したように、古い研究によると、シンガポール人は18メートルの距離をわずか10.55秒で完歩する世界最速の歩行者であることが示されています。これは時速約6.1kmのペース（オフィスワーカーの歩行速度は時速 3 km〜 4 km ）に相当し、早歩きの速度を超えます。
昨年11月にイギリスのスポーツ医学協会（BASM）の公式機関誌に掲載された研究では、より速いペースで歩くと2型糖尿病のリスクが大幅に軽減される可能性があることが指摘されています。
しかし、研究者らは病気を防ぐための最適な速度には言及していません

研究では「時速3.2km未満の散歩と比較すると、時速3.2kmから時速4.8kmまでのウォーキングでは、歩行時間に関係なく、2型糖尿病のリスクが15パーセント低下することが判明した」
「歩行速度が 1 km 上がるごとに、リスクが 9% 減少しました。」とあります

そもそも運動はどのようにして糖尿病に効果があるのでしょうか？
運動は全体的に「インスリン感受性を高め、身体活動中および運動後の両方で筋肉細胞がより効果的にグルコースを吸収できるようにする」とシンガポールの医療関係者は言います
また「定期的な有酸素運動は、炎症を促進する物質を含む体脂肪を減らすことができます。この抗炎症効果は、全体的により健康的な内部環境に貢献し、さまざまなシステムにプラスの影響を与え、糖尿病関連の合併症のリスクを軽減します。」

より速く歩くことのメリットは、より多くのカロリーを消費し、より良い体重管理に貢献します。さらに、より短い時間でより長い距離を移動できるようになります。早足で歩くと、より多くの筋肉群が鍛えられ、「筋肉が強化されるだけでなく、体全体の緊張が改善され、姿勢やバランスが良くなる」と述べたました