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コールセンターは腰痛との戦いです

コールセンターの業務はほぼ座りっぱなしなので、腰痛に悩んでいる人も多いと思います。

厚生労働省では平成25年に、19年ぶりに「職場における腰痛予防対策」を改訂しています。職場における腰痛は、それほど身近な問題となっているということがわかります。

今回はコールセンターやデスクワークでの腰痛について解説していきます。「腰痛の原因」や「腰痛の改善方法」「デスクワークでのストレッチ」などを解説しております。

コールセンターに限らずデスクワークで腰痛に悩んでいる人は最後までご覧ください!

腰痛の原因

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立っているときよりも座っているときの方が腰に負荷がかかります。立っているときは腰以外にもひざや股関節などの関節が負荷を分散させてくれますが、座っているときは上半身の体重や負荷が全て腰にかかってしまうんです。

パソコンの作業では以下のような姿勢には気を付けてください。

猫背や前かがみ
左右対称でない座り方
脚を組んでいる
頬杖をついたりひじをついている

そして、体重は腰に負担がかかるので、肥満は大敵です。体重が重ければ、それだけ常に身体が負担を背負っているということになります。特に腰や膝への負担はかなり大きくなります。

例えば、2リットルのペットボトルって重いですよね。それを長時間持ち運ぶというとかなり大変な作業です。2キロ体重が増えるということは、2リットルのペットボトルを常に体に背負っている状態ということです。

腰痛を改善するには

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長時間座ってのデスクワークは、座る姿勢を直すことが一番です。初めは少し慣れない姿勢でも、そのうちそれが当たり前になってきますので少しの間の辛抱です。

以下の座り方を意識していきましょう。

①椅子に深く腰掛け、背もたれと背中の間の空間をなるべくなくす
②背もたれと背中の間にクッションを入れ、背筋が自然な位置に固定されるよう調整する
③ひざの角度が90度くらいになるように椅子の高さを調整する
④お腹と机の間をこぶし1個分くらい(7~8㎝)空けるようにする

クッションなどを活用したり、正しい姿勢をキープできるクッションを活用すれば腰への負担も少なくなります。また、コルセットやサポーターも効果が期待できます。正しい座り方は腰痛だけでなく、骨盤のゆがみや猫背、下半身太りにもリスクがあります。

そして、体重が減ればその分腰への負担も軽減されます。

なかなか急なダイエットというのは大変かと思いますが、業務中のドリンクを水やお茶にするだけでも違いますし、ランチを腹八分目にするなど、ほんの少しずつ変えていきましょう。

週1回程度のウォーキングや、サウナで汗をかいたりするのもストレス解消を兼ねるのでおススメです。

腰痛体操

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厚生労働省から「職場における腰痛予防対策指針」の中のストレッチの方法が記載されています。以下の通りです。

ストレッチングには、反動や動きを伴う「動的ストレッチング」もあるが、腰痛予防体操としては、「ストレッチング」と言ったときに一般的によく念頭に置かれる、筋肉を伸ばした状態で静止する「静的なストレッチング」が、筋肉への負担が少なく、安全に筋疲労回復、柔軟性、リラクセーションを高めることができるため、推奨される。

そして、効果的な静的ストレッチングを行うポイントとして、以下の7つをあげています。

①息を止めずにゆっくりと吐きながら伸ばしていく
②反動・はずみはつけない
③伸ばす筋肉を意識する
④張りを感じるが痛みのない程度まで伸ばす
⑤20 秒から 30 秒伸ばし続ける
⑥筋肉を戻すときはゆっくりとじわじわ戻っていることを意識する
⑦一度のストレッチングで 1 回から 3 回ほど伸ばす

これをふまえて、以下の体操をしてみましょう。

①椅子に普段通り腰掛ける
②顎を引き背筋を伸ばす
③約8秒かけて口からゆっくりと息を吐き出しながら、両肩と両肘軽く開いて胸を広げる
②と③を3回繰り返す

コールセンターに限らず、デスクワークの人で腰痛に悩んでいる人は是非実践してみてください!

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