
【質疑応答】同僚に負けたくない、何をすれば?
私の音声コーチングプログラムに参加している人からは、いつも感想やアウトプットが届きます。
匿名で連絡先がわからないもの以外なら、ときどき返信することもあります。誰かの参考になるかもしれませんので、今日はひとつその返信を取り上げます。
質問「例えば、会社の同僚と戦わないためには?」
プロスペクト理論は頭ではわかっているつもりでいました。
・損失=リスクを取りすぎていないか?
・利益=確実性、安定を求めすぎていないか?
こうやって区別してみると、日常の生活の中では損失に対して、リスクを取りすぎて利益に確実性を求めていると感じました。
例えば現在サラリーマンですが安定性を求めすぎて(給料や人間関係?)自由に生きるための選択を放棄してるのではと感じました。
ハーレムは求めていませんがお金への渇望があり、仲の良い友達などには「来年絶対●●●●万円稼いでみせる」と話していました。
これはギャンブル的思考であり、今までの損失を取り返そうとフェイクに引っかかりエネルギーを消耗していると気が付きました。
(友達に大口を叩くことですでに満足している状態)
摩擦については常に現実とのギャップがあることで、無くならないものだということもわかります。
ただ抽象度をあげて摩擦を解消するといった話はよくわからなかったです。
たとえば会社で同僚に負けたくないという摩擦があれば、抽象度を上げて会社を辞めて自分で経済的自由を手に入れるスキルを身に付けるとか?
そういう考えになるのでしょうか?
まだ1回しか聞いていないので何回を聞いて理解を深めようと思います。
タナカミノルの返信
抽象度を上げて考えるメリットは、観察力が上がることです。
より大きなエネルギー循環を生み出す目的とイメージを持って、目の前のことに取り組むことができます。
その積み重ねで複利を繰り返していくうちに、結果的に人から抜きん出た存在になることはありますが、抜きん出ることは「目的」ではありません。
>たとえば会社で同僚に負けたくないという摩擦があれば、
>抽象度を上げて会社を辞めて
>自分で経済的自由を手に入れるスキルを身に付けるとか?
>そういう考えになるのでしょうか?
長期的に見れば、そういう結果になることもあるかもしれませんが、すぐに会社を辞めるのは、同僚と同じ抽象度で争ってるだけです。
まずは、同僚の存在が脅威と感じられないくらい社内での存在感が高めるほうが既にあるプラスリターンを活用できます。
そしてその時に、社内での存在感が高まるのは結果であって目的ではないことに注意が必要です。
視点の移動が自由自在だからこそ、同僚やライバルなどなにか特定の対立にとらわれることなく、プラスリターンのエントリーが見えて、それを繰り返せるわけです。
視点を自由に移動するというのは、「同じ会社」で「同じ仕事」をしていながらどういう役割意識を持つかを固定しないことです。
・単なる従業員(コマのひとつ)だけの視点
・会社の役員だったらどう考えるかの視点
・地域住民だったらどう考えるかの視点
・株主たちはどう考えるかの視点
そういう視点を持っていれば、自然と同僚よりも大きな成果が出せているはずです。同僚と勝負するのではなく、より大きな循環のフローに集中した結果ですね。
もし社員の視点だけだったら「めんどくさい」と感じたり、「やりたくない」と思うことが、別の視点だとお宝エントリーだと気づくかもしれません。
・新しいスキルが向上する
・新しい人間関係が増える
・信頼が向上する
お金だけで判断すると見逃すエントリーがどれだけ「お金以外」でリターンが高いかが分かれば、会社員として抜きん出るのは時間の問題です。
そこで蓄積した
・スキル
・人間関係
・信頼
がある程度を越えていたら、もし会社を辞めて起業するときにも成功確率は高いはずです。
どんなに手法が確立した副業ノウハウがあったとしても、自制心や自己信頼がなければ会社員の肩書が失くなった時に、一気にIQを下げてしまうことがあります。
具体的なアクションとしては、
・同僚と戦って勝とうとするんじゃなくて
・同僚がマネ出来ない希少価値のある存在になる
その目的で、
・会社の社長やオーナーにとって嬉しくて
・あなたのスキルや人間関係や信頼を増やす
エントリーを繰り返すことがオススメです。
いかがだったでしょうか。参考になれば幸いです。
・-・最後に・-・-・-・-・-・-・-・-・
「頑張っているのに結果がでない」
「変わりたいのに変われない」
「セミナーや教材ジプシーになっている」
あなたにどんな挫折経験があっても、あなたは悪くないかもしれませんよ。
なぜなら私は結果が出せなかった多くの人をリサーチした経験があるからです。
詳しい内容は この記事 で紹介しています。(下のリンクからも飛べます)
プレゼント🎁もあるので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。