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『一目惚れ』

中学生の頃の体験を元に書いてみた。

思春期のあの頃を思い出すと

甘酸っぱいような記憶がよみがえる。

『一目惚れ』

一瞬で僕の心を奪った可憐な君

よく覚えていないけど

とにかく見とれていた

説明し難い感情

あれこれ考えてみたら

もしかしてこれが

噂の一目惚れってやつかな

一目惚れなんて

今まで信じてなかったし

もちろん経験したこともなかった

気づけばノートに

君の名前を書いていた僕

意味なく書き続けて

それを眺めて

胸の鼓動が身体中に

響きわたるのを聞き

こんな自分に自分が少し照れ笑い

君を思い浮かべるだけで

体温が上がりだし

こんな気持ちに

幸せと苦しさが交錯する

分かっているのに

作った自分を出していて

分かっているのに

遠慮気味のぎこちなさ

気づけばノートに

君への想いを綴っていた

書いては捨てまた書き

それを繰り返し

納得の一枚を何度も何度も

読み返した後

天国?地獄?の扉をノックする

気づけばノートに

君の名前を書いていた日々を

懐かしく思いながらそれを眺めて

胸の鼓動が身体中に

響きわたるのを聞き

こんな自分に自分が少し照れ笑い

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