またもや雨^_^;…、ドキドキのSUPER GT第2戦・富士
皆さん、こんにちは。藤堂いのりです!
波乱の幕開けとなった開幕戦から18日が経過し、前回クラッシュしたマシンは?天気は?なんて不安と期待が混じる「令和初の富士戦」を、写真と一緒にお届けします。お付き合い下さい!
2019/05/03-04 【SUPER GT 第2戦 富士スピードウェイ】
ゴールデンウィーク真っ只中に開催される第2戦。渋滞が怖い…ので三島駅から車で向かいました!
サーキットから見える富士山。
富士戦の楽しみといったらこの景色でしょう!!
【予選日 5/3(金)】
三島駅を11:00に出発して、12:00前に到着。所要時間約1時間。
予選も沢山の方が応援に駆けつけていらっしゃいました。
第2戦からは、前のレースでポイントを獲得したチームにウェイトハンディが加えられます。ちなみに前回の入賞マシンに加えられたウエイトは、
GT500/300クラス(上位の例)
8号車 (GT500クラス) / 96号車(GT300クラス) 20㎏
23号車 (GT500クラス) / 55号車 (GT300クラス)17㎏
12号車 (GT500クラス) / 52号車 (GT300クラス)11㎏
でした。それでは、今回の結果を!
《予選 結果》
■GT500クラス
①23号車 MOTUL AUTECH GT-R [1'26.871]
②37号車 KeePer TOM'S LC500 [1'27.105]
③12号車 カルソニック IMPUL GT-R [1'27.289]
※富士スピードウェイの GT500コースレコード [ 1'27.366 ](2016年)
岡山に続き、富士でも出ました!GT500コースレコード!!今回は23号車/37号車/12号車の3チームが更新です。技術の発展とともに、マシンもどんどん速くなっているんですね!モータースポーツはどこまで成長が続くのでしょうか??
■GT300クラス
①56号車 リアライズ日産自動車大学校GT-R [1'35.871]
②25号車 HOPPY86 MC [1'36.069]
③5号車 ADVICS マッハ車検 MC86 マッハ号 [1'36.080]
※富士スピードウェイの GT300コースレコード [ 1'35.707 ](2016年)
レコードタイムに迫る勢いでトップに立ったのは、「KONDO RACING リアライズ日産自動車大学校GT-R」。昨年までSUPER耐久シリーズに参戦していたチームです。SUPER GTデビューシーズンの第2戦でこの成績。決勝レースでの表彰台にも期待です。
一日の終わりに驚いたのは、キッズウォークが始まるのを待つ列!長い!!お子さんは無料でピットエリアに入れるのです。
サーキットは親子で楽しめる場所なんだなと改めて思いました。どの子も可愛くて癒されましたv
【決勝日 5/4(土)】
三島駅付近を6:30に出発し、7:30頃に到着しました。
サーキットへは御殿場駅などから臨時バスが出ているそうですが、9:00到着予定が10:30になってしまったなどの声を聞きました。
GW10連休の影響でしょうか?
朝のサーキット。とても綺麗です。
決勝日は私も「ZFモータースポーツ・アンバサダー」としてオフィシャルステージに出演させて頂きました。見に来てくださった皆さん、ありがとうございました!
そしてこの第2戦で何と、初代アンバサダーの松下まゆみさんにご挨拶することが出来ました!ずっとお会いしたかったので嬉しいです♪
その後はチームの聖域に伺いました。ピットに入ってまず驚いたことは、タイヤの数の多さです!!昨年スタッフ業務を担当させて頂いた、GT300クラスよりも多く感じました。これは500と300の違い?チームによって?それとも気のせい??これから探っていきたいと思います。
緊張してしまい、聖域で撮影した写真はこの一枚です…
そして、今回もパトカー見つけました!(嬉)
さぁ、スタートも間もなく!こからはグリッドウォークです。
前回「ZF AWARD」を受賞された「埼玉トヨペットGreenBrave」さんも。
皆さん、撮影させて頂きありがとうございました!
さあ!それではいよいよ決勝レース!!
というところで雨が降ってきました(汗)
私も皆さんと一緒に傘を差しながらの応援です。
雨が強くなったところで一時レースを中断するシーンも。
中断により、温めたタイヤが冷えてしまいました。
前回の岡山戦で学んだことは、車種によってエンジンの搭載位置が異なるため、冷えたウェットタイヤの温まるスピードに差が出るということ(テレビ東京さんの「GTプラス」で勉強しました)。
『ウェット時のタイヤについて』
レクサスLC500 & ニッサンGT-R:マシンのフロントにエンジンを配置
ホンダNSX-GT:マシンの中央にエンジンを配置
よってNSXは、駆動輪(リアタイヤ)にエンジンの重さが加わることで、より早くタイヤが温まる、のだそうです!
レース再開後の結果は↓↓
《決勝 結果》
■GT500クラス
優勝 38号車 ZENT CERUMO LC500
2位 23号車 MOTUL AUTECH GT-R
3位 1号車 RAYBRIG NSX-GT
■GT300クラス
優勝 11号車 GAINER TANAX GT-R
2位 55号車 ARTA NSX GT3
3位 88号車 マネパ ランボルギーニ GT3/DFJ
1号車が!1号車が!!予選12位からトップめがけての猛追劇。3位入賞おめでとうございます。ファステストラップを記録したのは、山本尚貴選手でした!バトン選手と2人での追い上げ。メカニックさん達のピットワーク。どれを思い返しても格好良いです。
それから、38号車と23号車の抜きつ抜かれつのドラマからも目が離せませんでした。GT500の23 & GT300の55号車は、岡山戦と同じ順位の2位でゴールイン。17㎏のウエイト追加にも関わらず、強いですね!!
富士スピードウェイの来場者数は、2日間で 91,800人(去年は 86,300人)だそうです。ファンの皆さんも、応援お疲れ様でした☆
ZFモータースポーツ・アンバサダーとして2回目のSUPER GT。ウェイト、タイヤ、エンジンなどに関する知識も新しく増えましたが、何が勝因になるのか私にはまだまだ分からないSUPER GT。益々楽しくなってきました!次は5/25~26、鈴鹿サーキットです!