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秋の夜長に読書とクッションと、いつもそこにいる。ゲルハルト・リヒター「写真論/絵画論」

ゲルハルト・リヒターの「写真論/絵画論」って読んだことありますか?
既成概念に戦いを挑む若かりしころのゲルハルト・リヒターのインタビュー集とノートや日記をまとめたこの本。
「素人写真のなかには、セザンヌよりも美しいものがある。」や「私はどんな意図にも、システムにも、傾向にもしたがわない。なんのプログラムもなく、スタイルも関心ない。私は、絵画の専門的な問題や、制作のテーマや、名人技などさまざまなことを評価しない。」など挑発的なセリフの数々。

そして、「私にとって、描くということを放棄することは、絶望にほかなりません。病気だからとか、金を稼ぎたいからではなく。描かなければ、生きていけません。」なんて胸にぐっとくるセリフに、そっと背中を押してもらいたいあなたにお似合いの、このクッション。

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