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歩行動作を分解してあらゆるスポーツに使われるのを学ぶ
歩行動作を分解しよう
↓ 歩行動作を因数分解すると...。
①反対側
②同側
③同側から反対側
こんな具合になると考えている。
①に関しては、誰しもが普通に歩く動作で、文字にすると「右手を前に出したら左足が前に出て、左手を前に出したら右足を前に出す」ことだ。
②に関しては、「同側」なので、「右手が前に出たら右足が前に出て、左足を前に出したら左足が前に出る」、いわゆる同じ手と足が出るヤツだ。
それは、"運動会で緊張した子供達" や、"大会の更新で緊張した選手" が見せる、「運動音痴筆頭株」が体現する動作である。
#アナウンサーでもそれをネタとするヒトいたよネ
問題は③で、【 同側 × 反対側 】という混じり合った歩行動作で、これがスポーツでかなり多く場面で使われている。
【同側 × 反対側】の動作は多くの場面で使われる
当然に、バスケット・バレーボール・野球・バトミントン・フェンシング・柔道・剣道・水泳などで、数を上げればキリがない。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、③の【同側 × 反対側 】の動作は『横に動くときに使われる』ため、バスケやバレーのディフェンスでよく使う『サイドステップ』がソレ。
野球のピッチャーがセットポジションから足を踏み出す動作や、踏み出してからリリースまでの動作も【反対側 × 同側】に該当する。
野球のピッチャであれば、リリース後は誰がどう見たって "対角らせん運動を含む反対側" となる。
そう考えると、バレーボールのディフェンスで横のボールをさばくときも、ボールをあげた後の動作は "対角らせん運動を含む反対側" になりやすく、意外に「バレーの横のボールをさばけるヒトは、ピッチングが得意」だと。
その一方で、「ピッチングが上手なヒトは、バレーのディフェンスは得意」と動作が同じという概念から考えられるところだ。
とかく 、
動作トレーニングの観点からすると、動作の特性によって「何が得意か、何が不得意か」は容易に想像できる。
そのため、今回お伝えした①〜③の動作を覚えておくと、「〇〇の動作は、同側からの反対側だ!」とピンとくるはず。
この概念は、覚えておくと役に立つと思うところで、個人的には大事な考え方だと常日頃から考えている。
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