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神経伝達の考え方をザックリ描いてみた


体内の電気が流れる正しい順序



早速、今日の本題になるのだが...。

PNF = 固有受容性感覚器神経筋促通方

であり、ヒトのカラダに流れる微弱な電気を「スーッ」と流すことで、「リラクゼーション効果」「運動パフォーマンス向上」「故障の予防・改善」が期待される。

その微弱な電流を流すには "2つ" の大切なコトがあり、それは「神経の流れる方向」と「抵抗の強さ」である。(※他にもたくさんありますが、今日はこの "2つ" にフォーカス)

▽電流を流す方法
①神経の流れる方向
②抵抗の強さ

正しい神経の流れる方向は、中枢から抹消にむかって流れ、【脳 → 背骨・体幹部 → 腕・指先 → → 骨盤 → 足・指先】 の順序だ。

ラジオ体操のメリットを考える

そのため、練習まえのストレッチをする順番は、【首 → 体幹部 → 腕 → 骨盤 → 足】であり、ラジオ体操は理に叶っていると考えている。

あの「イチ・ニ・サン・シ」のリズムは、別問題なのだが...。

セラピストが手技を提供するにも、基本はこの順序で進めるので、もしマッサージで足から触られたときには、「この、セラピスト神経伝達わかってないな!」と思って良い。

マッサージを受けながら、神経伝達について教えてあげて欲しいものだw

ラボのコンディショニングを受けたヒトは、体験してますが、頸椎から肩のトップに向かって「トントントン」と叩いているアレのこと。

ナチュラルアプローチという神経伝達を促すスキル

その技術は【ナチュラルアプローチ】といい、必ず『中枢から抹消に』向かって「トントン」する。

それを逆に、肩から首に向かって「トントン」すると、神経の流れる方向と逆になり、さきに述べたPNFの恩恵を受けることはできない。

特に「これから試合だ!」という場面では、この辺りを整理してメニューを提供することで、選手のカラダの「軽さ」や「キレ」は大きく変化する。

ウォーミングアップの手順で外せない考え方

なので、試合前のウォーミングアップのメニューづくりは間違えられないと常々思うところだ。

ただ、試合ではカラダの調子もさることながら、メンタルの部分も大きく影響するため、「現場でメニューを変更する」ことは、オススメしていない。

ヒトは環境の変化に弱い生きモノで、「試合前のルーティン」が変わることで、メンタル面でに悪影響を及ぼし、試合に集中できないことも考えられている。

なので、ボクらのような専門家にお任せください。

「私、失敗しないので!」の "捨て台詞" を言ってみたい。(by 大門未知子)

お任せいただいている監督・コーチのみなさん、「ありがとうございます」と心からお礼を述べたい。

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石川貴之
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