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なかなか壮絶だった単身赴任時代 エピソード6
<おじさんDX Vol 10>
改善への道は険しく、何とか上向き傾向になっていましたが、
そう簡単ではなかったのです。
✅私の資質が至らないのがその要因
日々、この支店が、どうして不振になったのか?を考えるにつれて、なかなか「これだ!」というものが無かったのです。社屋は、古い、汚い。しかし、それもかなり改善したのです。
一般的に職場が、汚くなるのは、そこで働く人の心の荒れです。
その当時の私は、スタッフについて理解していませんでした。顔と名前が、分かるくらいで、年齢も趣味もその他の事も知らなかったのです。ただ私との確執はあったのですが、スタッフが、日々何をを考えているのか、全く知る余地もありませんでした。
スタッフは仕事の事をどう思っているのだろう?
私が行っていた改革は、決して難しい事ではないのです。難しい事ではありませんから、実行するにもレスポンスがいいです。その証拠に変化のスピードが早く、一定の成果が出つつあったのです。
✅ショッキングな出来事
1人のスタッフが、本社に私の事をこう相談したのです。
『○○さん(私の事)に話しかけずらい、相談できない』
私は、赴任の目的を「支店の業績回復」と伝えていました。誤解無きよう言うなら「嫌われてもいい」と思っていました。それが目的の為なら、仕方ないとも思っていました。あえて嫌われる必要はないですが、職場に友達を作りに来ている訳でもないのですから。
私は 口では、「困った事があれば相談するよう」にと、事ある毎に言いながら...
実際は、相談しにくい雰囲気を醸し出していた
✅スタッフから見た誤解
✅私は、仕方なく転勤して来た人
✅早く元の部署に帰りたいだけの人
✅どうせ、自分のことしか考えていない人
✅スタッフの事を考えていない人
✅業績は良くなっているが、自分の評価の為の人
✅きっと私達が、嫌いな人
✅私達のことが、憎くて嫌いな人
✅いずれはクビを切ろうと思っている人
✅意見を言っても、聞いてくれる期待が無い人
✅スキがなく、下手な事を言えない人
✅給与や待遇が特別にいい人
この頃には「やっとスムーズに仕事が、出来るようになったと」思っていましたが、スタッフは苦しんでいたのです。
✅私も誤解されていた
会社:あいつには「2年で実績を上げなければクビだ」と伝えている。
後に知る事になります。本社で相談した際にそのスタッフは、何故私が、「あんなに働くか」という事が疑問だったのです。相談中の会話から、私は「自分の雇用を守るために働いている」というような印象を受けたのです。
そのスタッフは、当時「妙に納得した」とのことでした。
実は、その「実績をあげなければ二年でクビ!」という話は、私も初耳でした。転勤前も転勤後も一切説明されていません。おそらく対応に苦慮した会社側が、そう説明したのです。まさしく場当たり的な対応だったのです。
✅事実を知るきっかけ
会社側が、そんな姑息な事を行っていたなんて、夢にも思わなかった当時の私です。それが、どうしてこんな話を知る事になったのか。
実は、自分のマネジメント方法を反省し積極的にスタッフと会話をする時間を作りました。そうして、仕事以外の話でも色々会話をするようになったからです。打ち解ける内にそんな話を聞かされるなんて...私が、この支店に来て、猛烈に働くことについてスタッフが、不思議に思っていた事知ろうとしなかった私は、あらぬ誤解を招いたのです。
不思議で仕方なかったとの事でした。
スタッフ:『誤解していましたね』
と、ありがたい評価を頂きました。
支店業績の悪化は、スタッフの心の荒れですが...
スタッフの心が、どうして荒れたのか?
もう、その時は気付いていたのかも知れません。
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