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新任リーダーが考える平等と公平と特別扱い❓
<おじさんDX Vol250>
リーダーとなった時に迷いが出るのが、各スタッフへの接し方です。
✅平等に接したい
職場のスタッフと平等に接したい。
平等に接する事は、案外難しいだけでなく、本来の目的を見失う可能性もあります。
✅なかなかスタッフに平等に接することが出来ない。
✅もしかしたら、特別扱いしてしまっているかも知れない...。
そのような悩みを若きリーダーのUさんから受けたのです。
同じ職場でも、ローパフォーマーとハイパフォーマーが存在した場合、同じ仕事を教えるにしてもかける時間が違います。
スタッフから批判や誤解をされたくない等で、平等に接したい気持ちはわかりますが、それはUさん本人が思うところで、本来のリーダーとしての仕事は、チームの目的達成です。
それに平等にとなると、全スタッフに「同様同質」で接しないといけません。各自能力も個性も異なるチームスタッフに、それが可能なのかも含めて、平等なのが最善なのでしょうか。
✅特別扱い❓
Uさんは、八方美人になりたい訳でもなく、リーダーとしてスタッフを誰1人置いて行きたくないと思い、もう一方で遅れるスタッフに時間を割く事が、「特別扱い」ではないか。と...💦
✅チーム全体を考えると、仕事が遅いスタッフは、置いて行くのが正しいのでしょうか。
仕事が遅いスタッフをそのまま放置するのは、ボトルネックとなりかねなくチーム全体にマイナスに作用するので「Uさんが思う特別扱い」は行った方が良いと思う私です。
🍀全員に特別扱いすればよいのでは❓😁
これには、今のところを見ると「Uさんが思う特別扱いレベル」で各スタッフに接しないと、リーダーとしてスタッフから認められないという意味合いもあります。
「肩書がリーダー」になっても、スタッフが認めなければ「真のリーダー」ではありません。各自の特性を把握して、最適な接し方をしないとチームを纏める事は出来ません。
✅平等と公平
平等と公平の考え方なのです。
✅平等はそれぞれのスタッフの状況を鑑みずに全員に対して同じ待遇。
✅公平は、それぞれのスタッフの状況に応じた待遇。
仕事が遅いスタッフには、理解出来るように細分化して教えますが、理解して習得するまでに時間もかかります。逆に1教えると10理解するような仕事の早いスタッフには、仕事が遅いスタッフ同様に「平等」を考えて行うのは、必要のないことです。
リンゴが3つあって、3人に1個ずつ分けるのが平等。
リンゴが3つあって、1位の人が、景品としてリンゴ3つ貰う約束が前提で競い、1位が3つ貰うのは公平。
🍀平等と公平は、使い分け。
職場というのは、能力も価値観も違う者同士が集まっているのですから、個人個人でリーダーの接し方が変化して当然なのではないでしょうか。
✅平等ではいけない事。
✅公平ではいけない事。
こうした方が正しいという知識はあっても、実際にやってみないと自分の経験とならないので試行錯誤が肝要と思うのです。
🍀時には、批判もされるでしょう。
🍀時には、誤解もされるでしょう。
しかし、それもリーダーとして受け止める覚悟がないと...。いや、覚悟だけでなく問題を解決出来ないとリーダー職は出来ないと思うのです。
仮に私がUさんになにもかも教え、引き出して導いたとしても、それは私のやり方であって自身で出した答えではないのです。
まずは、やってみる❗
(陰でUさんには、気付かれないようにしていますが...😁)
これから先、長い道のりですから、そこはUさんなりのやり方があっても良いと思うのです。
Uさんには、厳しくとも良きリーダーになってもらいたものです。
そんな、おじさんの話でした。
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