【雑感】何かを得るには何かを捨てる😁
<おじさんDX Vol 607>
若手との雑談会で私なりの価値観と考え方を少々話した記事になります。
以前の記事で触れたのですが働くというコトは、余裕を生むためとなった私です。その余裕は、新しいコトを吸収する余白も生みますし、考える時間を作るコトも出来ます。
これが詰込みですと、そのような余白も時間も生まれないのです。
✅入れ物を大きくしようと無理をする
あくまでも考え方やイメージの話になります。
私は凡人ですので「入れ物」が大きくありません。(器と表現すると語弊があるので、あえて入れ物と表現します)
この入れ物の中に目いっぱい何らかのコトを詰め込んだとします。そのタイミングで新たなコトを入れようと思っても…すでに入れ物は「いっぱい」なのですから、入る余地がないのです。
一般的には、入れ物が小さいのなら大きな入れ物に変更すると考えがちですが、普通のヒトはそう簡単に出来ないのです。
むしろ大きな入れ物は、使い勝手も悪いケースもありますし、入れたとは言え重過ぎて活用できない、どこに何があるのか分からないという可能性もあります。
ドラえもんの四次元ポケットやブラックホールのような無尽蔵に入れられるならまだしも、詰め込むだけ詰め込んで、抱えるだけ抱え込むというのは、効率が悪いと思っています。
大きな入れ物を用意している間に、絶好のタイミングを逃すよりも、今ある入れ物を活用できるよう、日頃から整理整頓、断捨離はしておく方が良いと思います。
キャパーオーバーになり易いヒトほど、重要なコトと思います。
✅入れ方は大雑把で
個人的な印象では、綿密に隙間なく入れ物に入れていくよりも、大雑把でも良いので全体像を入れていく方が先決と思うのです。
たしかに全体量では、隙間なく入れた方がスペースの効率も上がるでしょうが、時間がかかる傾向と推測しております。俗に言う完璧主義のようなものです。
粗削りでも自分のコトとして取り入れるのは、メリットがあるのではないでしょうか。その粗削りなところを後々に補っていけば良いのです。
周囲でも優れた人の特徴は、すべての業務を深部まで知っているのではありません。全体像を見渡せるというのは、大きな戦力です。
深部は専門的な分野にもなりますので、役割を配分するといったイメージになります。