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「アイスコーヒー」まとめ!水出し、コールドブリュー、ダッチコーヒー、アメリカーノなどの違いとは?

暑いですね🥵
夏になると私は、アイスコーヒーを飲む回数が増えます。
コンビニなどでは氷がたくさん入ったカップにコーヒーメーカーで抽出するタイプが増えましたよね☕️

ところで、ひとくちに「アイスコーヒー」と言っても何個か種類があるのはご存知ですか?
例えば、「水出しアイスコーヒー」、「アイスコーヒー」や、「コールドブリュー」なんて言葉を目にしたことがある方もいるのではないでしょうか?

この記事では、アイスコーヒーの呼び方ごとの違いや特徴などを紹介します!


1.「アイスコーヒー」とは?

「アイスコーヒー」とは、冷たいコーヒーの総称です。
明確な温度の決まりなどはありませんので、「ホットではないコーヒー」くらいの整理になっています。
単純に、温度が低いコーヒーとして指されますが、その抽出方法(作り方)は何種類かあり、それぞれに特徴があるんです!

2.王道の「アイスコーヒー」

まずは、一般的に「アイスコーヒー」と呼ばれているものから説明します。
コーヒーをお湯で抽出し、氷などで急速に冷やす作り方です。
コーヒーは本来、温度が高い方がより濃く成分が抽出されるため、作りやすさや豆の効率の観点からお湯で抽出されます。
しかし、そのままでは温度が高くなってしまい、時間をおいて冷ますと今度は味が変化してしまいます。
(コーヒーにも鮮度があるんです!詳しくはこちら

そこで!急速に冷やすことで味を固定しつつも冷たく飲めるようにしよう、というのがこの作り方です。

特徴としては、氷が溶けてコーヒーが薄くならないよう、予め濃いめにコーヒーが抽出されるようにします。
例えば、豆の焙煎度を上げたり(深煎りにする)、豆の量を増やしたり、お湯の温度を上げたりといった工夫が挙げられます!
(コーヒーを濃くする/薄くする方法はこちらへ!)

3.「水出しコーヒー」、「コールドブリュー」とは?

続いて、「水出しコーヒー」や「コールドブリュー」などの呼び方をされている作り方について。
先ほどの氷で冷やす作り方ではお湯でコーヒーを抽出したのに対して、こちらは常温以下の水で抽出する方法です。
コーヒーは抽出する温度が低いほど成分が薄く出てしまうため、じっくり時間をかけて抽出することでしっかりと味を出すのが特徴です。
具体的には、ティーバッグや専用の容器にコーヒー豆を入れて、水の中に浸した状態で数時間置いておく作り方です。
また、コーヒーの成分がよりしっかり出るように、豆の量も通常のホットコーヒーより多めに使うことも。
時間と手間、そして豆の量が多くがかかるため、お店などではホットコーヒーよりも高値がついているケースも多いです!

味はホットコーヒーより酸味が目立つため、苦味よりも酸味が好きな方には特におすすめ!
ざっくりとした覚え方ですが、以下のようなイメージをお持ちください☺️

  • 水の温度高→苦味がよく出る

  • 水の温度低→酸味がよく出る

夏の時期には冷蔵庫にストックしておきたい飲み物の1つですね😊

4.「ダッチコーヒー」、「ダッチブリュー」とは?

続いて、「ダッチコーヒー」や「ダッチブリュー」と呼ばれる作り方について。
こちらは先ほど紹介した「水出しコーヒー」の派生型といえます。
常温以下の水で抽出する点では共通ですが、コールドブリューでは水に豆を浸していたのに対して、ダッチブリューの場合は豆に水を少しずつ注ぐ作り方です。
浸しておくよりも水との接触時間が短くなるため、よりあっさりとした味わいに仕上がり、柔らかな酸味を楽しむことができます。

私の周りは、以下のように常温で溶けて落ちてきた氷水を使ったダッチブリューが流行っています!
水出しコーヒーならぬ、「氷出しコーヒー」です!笑

5.「アイスアメリカーノ」

最後に「アイスアメリカーノ」について。
「アメリカーノ」とは、エスプレッソと呼ばれる抽出方法で淹れたコーヒーをお湯で割った飲み物で、より苦味をしっかりと感じられる飲み方です。
(エスプレッソについての記事はこちら!)

その「アメリカーノ」を作る際、お湯ではなく水でエスプレッソを割ることで「アイスアメリカーノ」になります。
実はエスプレッソのカフェイン量はドリップコーヒーよりも少なく、コーヒーの味を楽しつつカフェインを控えめにしたいときにはアメリカーノもいいでしょう。

ちなみに、カフェイン量はコーヒー豆の量にほぼ比例することから、ドリップコーヒーよりも多く豆を使うアイスコーヒーの方がカフェイン量が多くなります。
カフェインをより多く取りたいときにアイスコーヒーを飲むのもいい選択肢ですね!

6.まとめ

まとめると、以下のような整理です。

  • ドリップコーヒーを氷で急速冷却する「アイスコーヒー」

  • 水に浸して抽出する「水出しコーヒー」、「コールドブリューコーヒー」

  • 水を少しずつ落として抽出する「ダッチコーヒー」、「ダッチブリュー」

  • エスプレッソを水で割る「アイスアメリカーノ」

いかがでしたか?みなさんもぜひ飲み比べてお好みのアイスコーヒーを見つけてみてください!

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