体の痩せ方と財布の太らせ方は同じ。
結論から言うと消費社会なのです。
消費しなければ太らないし金も無くならない。
飯テロという言葉がありますよね。
深夜に美味しそうなラーメンの画像を人に見せるアレです。
今の時代インターネットの多くのサービスは無料で使えちゃいます。
ただしそれは広告費で成り立っていているので、結局自分か誰かが何かを消費、つまり課金して生きているのです。
食欲と物欲のテロにやられなければ、
勝手に痩せるし勝手に貯金が増える。
街へ出れば着飾った人たちがたくさん。
僕はといえば貰い物やフリマのやっすい服。
着飾る理由はそれぞれでしょうが、
特にモテるモテないは関係ないです。
服のセンスに惚れてもらおうなんてだれも思わないでしょう?
それでも人は他人とやらに価値を依存しているらしい。
ブランドのロゴが入っているだけのTシャツやらパーカーやらを着ている。
多分僕ならそのロゴやらワッペンが無くても、ダサくても、それなりになんとなしに何故か堂々と着るだろうな、と。
結局他者の、あるいは多くの他者を作るビジネスに脳みそやられちまってるんです。
あれ欲しいこれ欲しい。
あれやりたいこれやりたい。
いいところに住みたい、モテたい。
色々あると思うけど、頑張れるところは勝手に好きに頑張ればいいと思うのだけど、
気がついたら太っているのは、それが心の贅肉を作る甘いお菓子だったりするから。
大丈夫、服にロゴがなくてもあなたの人生は変わらない。
ハイソに生きようとしても滑稽さが出るだけ。
人生が変化するほどの買い物なんてほぼほぼない。
食わなきゃ痩せるし、使わなきゃ減らない。
あとは何が自分にとって大切で、楽しさのピークが刹那的でないものを持てるかどうか。
愚行権の行使を僕は否定しない。
ただ、単純に行使した権利で自分の首を絞めるのはやめた方がいい。
胃は小さくして、脳はなにかひとつふたつに絞る。
隣の芝が見えぬよう下を向いて生きる。
夢を叶えるとか、人生における自己実現なんてのは、ほとんどの場合その辺を勘違いしなければ成り立つものでしょう。
何かをして結果を得たいと人は思わされているけど、
したいことをしているだけで夢とやらはもう叶っていたりする。
他人とか社会とかは、仕事が好きでお金を稼ぐのが得意な人に頑張ってもらって、
自分の人生は自分でより良く。
ま
楽にね
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