原題「仏ETE 85 / 英SUMMER OF 85」
新聞で目にした或る記事から着想を得て執筆されたエイダン・チェンバーズの小説『Dance on My Grave(おれの墓で踊れ)』が原作。
まさかあのシーンが映像で観られるとは!
そして私の中ではかなり名シーンの中に入るものだった。
ロッド・スチュアートの『セイリング』があれ程熱を帯びるなんて想像出来るか?
中盤のディスコ(今ならクラブだね)で流れるのと同じ曲なのに全く違う風に聴こえるのは主人公アレックスの心情の異
映画感想『ボーンズ アンド オール』
原題「BONES AND ALL」
人肉を喰らうカニバリズムを描きながらここまでピュアに描けるのか⁈
異形と言う何処にも属せないマレンとリーのラブストーリーだがロードムービーの要素も加味してまるで青春映画の様でもある。
主人公の少女マレンをテイラー・ラッセルが演じてるのだが、彼女『WAVES/ウェイブス』の時に凄く良かったのを覚えてる。今作でも父親に見捨てられ、同じ運命を持つ母は施設に居る。たった一人で世間に放り出され生きる術を失うが時を経る内に僅かながら息を潜め生息す