#差別と偏見
映画感想『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』
原題「Long Shot」
◆あらすじ◆
ニューヨークで記者として働いていたフレッド・フラスキーは、正義感と頑固な性格がアダとなり職を失ってしまう。ある日彼は友人に誘われたパーティの会場で、かつて秘かな想いを寄せていた初恋の人、シャーロット・フィールドと思わぬ再会を果たす。
監督は『ウォーム・ボディーズ』『50/50 フィフティ・フィフティ』のジョナサン・レヴィン。『ウォーム・ボディーズ』はゾ
映画感想『パラサイト 半地下の家族』
原題「韓:기생충 / 英:PARASITE」
※完全にバレてはないけどネタバレ的かも…
あの余りにもリアル過ぎる半地下住宅やあの豪華なセレブ邸宅や街並みも全て道以外全部セットなんだとさ。凄いなぁ・・・。
半地下と言う設定は韓国の資本主義による格差社会が生んだ本当の貧困層の暮らしらしい。
1960年代に北朝鮮の挑発が頻発になり韓国政府は地下をいわゆる防空壕の様な役割で何かあった時には避難場所
映画感想『リチャード・ジュエル』
原題「Richard Jewell」
◆あらすじ◆
1996年、アトランタ。高齢の母と2人暮らしをしている不器用で実直な男リチャードは、警備員の仕事をしている最中に、多くの人でにぎわうイベント会場で不審なリュックを発見する。中身の爆発物に気づき、大惨事を未然に防いだ彼をマスコミはこぞって英雄として報道。
恐らく彼の計算と寸分違わず緻密に作られたCE御大の新作はまさに物事の本質をついた秀作だった
映画感想『ダウントン・アビー』
原題「Downton Abbey」
◆あらすじ◆
1927年、英国国王夫妻が訪れることとなったダウントン・アビーでは、グランサム伯爵家の長女メアリーが執事のカーソンを復帰させ、パレードや豪勢な晩餐会の準備を進めていた。そんな中、先代伯爵夫人バイオレットの従妹で何十年も音信不通となっていたメアリー王妃の侍女モード・バッグショーとバイオレットの間にぼっ発した相続問題など、一族やメイドたちのスキャンダ
映画感想『ジョジョ・ラビット』
原題「Jojo Rabbit」
◆あらすじ◆
第二次世界大戦下のドイツ。母のロージーと2人暮らしの10歳の少年ジョジョは、憧れのヒトラーユーゲントの合宿に参加する。想像上の友だちであるアドルフの叱咤激励を受けながら、クレンツェンドルフ大尉の厳しい訓練を懸命にこなしていくジョジョ。そんなある日、彼は、母がユダヤ人少女を自宅に匿っていることに気づいてしまう。
ナチスかぶれの少年が戦時下で見る物から
映画感想『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』
原題「Knives Out」
◆あらすじ◆
世界的ミステリー作家ハーラン・スロンビーの85歳の誕生日パーティーが彼の豪邸で開かれた。その翌朝、ハーランが遺体となって発見される。依頼を受けた名探偵ブノワ・ブランは、事件の調査を進めていく。莫大な資産を抱えるハーランの子どもたちとその家族、家政婦、専属看護師と、屋敷にいた全員が事件の第一容疑者となったことから、裕福な家族の裏側に隠れたさまざまな人間関
映画感想『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』
原題「The Peanut Butter Falcon」
お涙頂戴じゃなく、ダウン症のザックの人生に寄り添った程良い体温を感じる作品だった。人間なんて何かしら裏面を抱えてて真っ新なまま生きてる奴なんて居ない。寧ろこのザックの素直さや正直さに周りが癒されて観客はその姿に魅せられる。
全ての事は【一つの型】には嵌められない。
人は一人一人それぞれの価値観や存在意義を見出しながら生きている。
もし自
映画感想『ダンサー そして私たちは踊った』
原題『喬 და ჩვენ ვიცეკვეთ, Da chven vitsek'vet/英 And Then We Danced』
舞台はジョージア。かつて日本ではグルジアと呼ばれた国。
まだまだ古典的な価値観が根強く、伝統を重んじる国立舞踏団で主人公メラブは自分の踊りに「男らしさ」を強いられる。それはダンスにだけでは無くまるで【多様】と言う時代から取り残された様にも見える。
これがね、ホントに
映画感想『スキャンダル』
原題「Bombshell」
アメリカ保守系メディアの代表とも言える【FOXニュース】で起きたセクハラ事件の映画化で尚且つ聖林を代表する3人の女優が演技合戦となれば観ない手は無い!
シャーリーズ・セロン×マーゴット・ロビーじゃ堪んないぜ!!
(ニコール御免(;^ω^))
で、観終わったらもう胸糞悪いったらありゃしない!!ロジャーめ!!
全米を揺るがせた2016年の実話がもう映像化されるって、こ
映画感想『黒い司法 0%からの奇跡』
原題「Just Mercy」
原題の意味は「正当な赦免」「公正な慈悲」って感じかな?
差別と偏見によって歪められた正義。しかし絶望や諦めは更にそれを助長する。
この映画はアメリカの死刑囚の赦免について30年間に渡って活動する弁護士が書いたノンフィクション本「Just Mercy (死刑囚の赦免)」を元にその不当と闘った若き弁護士と死刑囚の実話。現代の『アラバマ物語』と言ったところか。
この主
映画感想『レ・ミゼラブル』
原題「Les miserables」
◆あらすじ◆
パリ郊外に位置するモンフェルメイユの警察署。地方出身のステファンが犯罪防止班に新しく加わることとなった。知的で自制心のあるステファンは、未成年に対して粗暴な言動をとる気性の荒いクリス、警官である自分の力を信じて疑わないグワダとともにパトロールを開始する。そんな中、ステファンたちは複数のグループが緊張関係にあることを察知するが、イッサという名の少
映画感想『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』
原題「The Death & Life of John F. Donovan」
◆あらすじ◆
アメリカの人気俳優ジョン・F・ドノヴァンがこの世を去ってから10年。1人の新人俳優ルバートが、少年時代に交わしていたドノヴァンとの文通を公開する。やがてルバートは、そのときの記憶を回想してドノヴァンの死の真相を明かしていく。
この監督の作品はどうも相性が悪いと言うかいつもあまり惹かれないので観る気が無
映画感想『ハスラーズ』
原題「Hustlers」
◆あらすじ◆
年老いた祖母を養うため、ストリップクラブで働くデスティニー。トップダンサーとして活躍するラモーナからストリッパーの基本を学び、稼げるようになった彼女は安定した生活を送っていた。しかし、国際金融危機による大不況が押し寄せる。
実話がモデル。
魅せるショーの技術を磨き身体ひとつで稼ぎまくるストリッパー達が2008年、リーマン・ショック後に大打撃を受け、チー