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【超入門】石田流vs右四間飛車で新手を発見!(定跡ファイル付き🎁)
こんにちは!
将棋系YouTuberのほっしーと申します。
僕は元奨励会員&全国優勝経験者であり、AIを使った将棋の研究を発信しています。noteでは、実戦に使えるオリジナル定跡を分かりやすく解説しています。
今回は、石田流vs右四間飛車の解説でして、居飛車側に新手があったので、その変化がメインとなります。
石田流とは、振り飛車の中でも最も軽く捌ける作戦です。プロ棋士では久保先生や菅井先生が採用しており、人気の戦法です。
居飛車党の僕も採用したことがあり、動画でも解説しています。
【石田流】駒組み・捌き・受け・寄せ すべて解説します!
居飛車党の方に質問です。石田流の対策はどうされてますか?
3手目75歩を真っ向から咎めようとする手は、84歩~85歩なのです。その研究動画も2本用意しております。
【将棋研究】早石田対策 乱戦編 知らないと短手数でやられる!
【将棋研究】早石田対策 持久戦編 角交換型の完全版!
もちろん、84歩~85歩と強気に勝負に出るのは素晴らしいです。しかし、乱戦の変化がややこしく、級位者には難しいかもしれません。
そこで、石田流に対して分かりやすく攻める作戦があります。やっぱり、級位者は攻め重視の戦法が好きですよね!
今回、紹介する右四間飛車は、対石田流では攻撃重視の戦法と言えます。とにかく級位者は攻めが大好きなので、おすすめしたいですね!
今回は石田流の対策ですが、四間飛車vs右四間飛車の動画も用意しておりますので、ぜひご視聴ください!
【将棋ウォーズ】級位者が勝てる『右四間飛車+穴熊』の指し方
六段の将棋なので、難しかったらごめんなさい🙇
今回は、超入門ということで、級位者がゼロから学べる石田流対策を解説していきます。どうぞよろしくお願い致します。
石田流は、初手76歩に34歩と突いてくれれば、75歩で実現します。
それゆえ、再現性の高い戦法であり、逆に対策側も再現性が高いのです。
石田流を愛用されている方も、石田流の対策を勉強したい方も、今回の記事がお役に立てるかと思います。
75歩と突いたところで、後手は42玉と上がります。
ここで、喜んで78飛と回ると、後手から厄介な手順があります。88角成、同銀、45角と打ちます。
この角打ちは67と27の両成りを見せています。74歩で互角ではありますが、先手が喜んで飛び込む変化ではありません。
角交換されずに78飛と回りたいので、66歩と角筋を止めます。
さて、ここから後手は右四間飛車に組みます。
62銀、78飛、64歩と進みます。
以降は、54銀+62飛と組んで65歩と仕掛けるのが定番ですね。しかし、石田流ですので、すぐに74歩と動く手が気になります。
一歩交換できて落ち着けば先手が満足なのですが、後手が74歩を逆用しちゃいます。
同歩、同飛、63銀と上がります。
飛車は76か78に引きますが、順番に解説していきます。
石田流らしく76飛には72飛とぶつけ、同飛成、同銀と進みます。
これからの将棋ですが、石田流に組むどころか飛車交換となってしまい、後手のほうが駒が多く動いているので満足とは言えません。
次に78飛ですが、54銀、48玉、65歩と進みます。
以下、同歩、88角成、同銀、66歩、58金左、67角と進んで後手ペースとなります。
やはり、すぐに74歩と一歩交換してしまうと、後手の反撃に苦しむことになります。
飛車を振った後は玉を囲っていきます。48玉、63銀と進みます。
駒組みの段階から手が広いですが、後手は右四間飛車で6筋を攻めてくることが見えています。
ですので、6筋に守り駒を加えたいところです。そして、65歩から88の角が取られそうなので、左銀は保留したいところです。
そう考えると、58金左が無難で、囲いを固めるメリットもあります。
以下、62飛、38銀と上がります。
先の62飛では、74歩を消しています。この手にかえて54銀なら、先手に74歩の選択肢を与えていることになります。
そして、38銀のところでは、38玉もありそうです。ただ、38玉の場合は、次に28玉、38銀でやっと囲いが完成しますが、先に38銀なら、次に39玉で囲いが完成します。
というのも、右四間飛車は早くも65歩と仕掛けることができるので、先手としては、離れ駒がない状態で囲っていくことが無難なのです。
ここから、54銀、39玉と進めば、先手玉は安定するので、65歩がいつ来ても悪くはなりません。
この変化は、プロ棋士の戸辺誠七段のYouTube動画で解説されています。
右四間飛車対策【石田流編】
しかし、ここに至るまでに後手はチャンスを逃していたのです。既に気付かれていた方は素晴らしいです!
今回も、仕掛けの変化を定跡ファイルにまとめました。ぜひ、ダウンロードして並べてみて、自分でも独自に研究してみてください。
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まともに研究しようと思ったら、デスクトップPCで1手??秒かけて検討するレベルなのです。
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