デヴィッド・リンチ監督『ワイルド・アット・ハート』変人だらけのロードムービー
<作品情報>
<作品評価>
70点(100点満点)
オススメ度 ★★☆☆☆
<短評>
おいしい水
デヴィッド・リンチ監督×ニコラス・ケイジ×ローラ・ダーン×ウィレム・デフォーという時点で好きに決まってます。
母親を演じたローラ・ダーンの実際の母であるダイアン・ラッドもアカデミー賞助演女優賞にノミネートされただけあって強烈でした。
男女の逃避行もので割とすいすい話は進んでいくのですが、出会う人全員変人ばかり。それに加えて悪い魔女とかが入り込んでくるもんだからもう何がなんだか。
ラブ・ミー・テンダーのために全てがあるような映画で、白眉ではあるけどちょっと笑いました。しかし息子が母親を見上げる視線でちょっと泣きました。
リンチのベストワークではないと思いますが、独特な味のある作品でした。
吉原
セックスと暴力を売りにしたロードムービーだが、特にメッセージ性を感じることはなく、普通のエンタメ作品という印象。終盤30分くらいは魅力がありましたが、そこまでは結構退屈でした。
ニコラス・ケイジとウィレム・デフォーがパンストをかぶるシーンは2人の顔の特徴ゆえに全く正体を隠せておらず笑ってしまいました。
この映画の10年後くらいにプレスリーの娘と結婚するニコラス・ケイジがプレスリーの曲を歌ってるのはかなりエモかったです。
<おわりに>
デヴィッド・リンチのロードムービーです。思わず笑ってしまうシーンもある変な映画です。
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