マガジンのカバー画像

金熊賞全部みる

21
ベルリン国際映画祭の最高賞・金熊賞の論評です。
運営しているクリエイター

#ベルリン映画祭

アディナ・ピンティリエ監督『タッチ・ミー・ノット ローラと秘密のカウンセリング』…

<作品情報> <作品評価> 45点(100点満点) オススメ度 ★☆☆☆☆ <短評> おいしい水 こ…

ファティ・アキン監督『愛より強く』激しい愛をめぐるラブストーリー

<作品情報> <作品評価> 70点(100点満点) オススメ度 ★★☆☆☆ <短評> おいしい水 ド…

ピエル・パオロ・パゾリーニ監督『カンタベリー物語』ブラックユーモア満載の奇想天外…

<作品情報> <作品評価> 60点(100点満点) オススメ度 ★★☆☆☆ <短評> おいしい水 『…

ジェームズ・アルガー監督『ビーバーバレーで』ディズニー制作の貴重なドキュメンタリ…

<作品情報> <作品評価> 55点(100点満点) オススメ度 ★★☆☆☆ <短評> 上村 ビーバー…

タヴィアーニ兄弟監督『塀の中のジュリアス・シーザー』牢獄の中で繰り広げられる現実…

<作品情報> <作品評価> 70点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> 上村 ブルータ…

ジャファル・パナヒ監督『人生タクシー』不屈のイラン人監督による人生賛歌

<作品情報> <作品評価> 80点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> 上村 素晴らし…

イングマール・ベルイマン監督『野いちご』自分の人生はムダだったのか?

<作品情報> <作品評価> 85点(100点満点) オススメ度:★★★★☆ <短評> 上村  人生振り返りものの原点にして最高傑作!  デ・キリコのような誰もいない街、人生の裁判など抽象的で奇妙なシーンが挟み込まれ、「自分の人生には何もないのではないか」と思い始めます。 今までみたベルイマン作品の中で一番好きでした。全てのシーンや登場人物に象徴的な意味があり、それが破綻せず一つの物語として流れているのが見事としか言いようがありません。  同じ女優が演じる二人のサラ、