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抗体詩護符賽

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#エッセイ

「抗体詩護符賽」トシヤさんは「何も問題ない」と言った

「何も問題ないよ」 トシヤさんは事あるごとにそう発した。 「音楽かけていいですか?」 「…

Zenarchy
2年前
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「抗体詩護符賽」ウィトゲンシュタインと括弧的感覚2

「私の言語の限界が私の世界の限界を意味する」ールードヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン つぶ…

Zenarchy
2年前
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「抗体詩護符賽」迷子について(3−3)-あれのこと〈3〉−まとめ−

 「あれ」がアスペクト転換の一種だという認識に至り、私の長年の捜査は一先ず終わりを迎えた…

Zenarchy
4年前
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「抗体詩護符賽」迷子について(3−2)-あれのこと〈2〉−アスペクトの閃き、類似…

その驚きはたとえばこう表現される。「同じだーそして、にもかかわらず同じではない」ルートヴ…

Zenarchy
5年前
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「抗体詩護符賽」迷子について(3−1)-あれのこと〈1〉−猫町あるいは遊歩者によ…

はじめに夢の論理、予期の撹乱、見立て、アスペクト知覚、世界の裏側、抑圧されたものの回帰、…

Zenarchy
5年前
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「抗体詩護符賽」湯場について(2)−風呂意図と極楽−

ある時「フロイト」と書こうとしたら「風呂意図」と変換された。同時にある直感が私を直撃した…

Zenarchy
6年前
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「抗体詩護符賽」湯場について(1)−恍惚の温冷浴と竜宮城−

あの頃の僕らは「湯カルチャー」に胸の上までどっぷり浸かっていた。湯場の不思議な魅力に取り憑かれ、来る日も来る日も熱に浮かされたように湯場へ通っていた。湯で逆上せあがったその頭は全能感に浸り、調子にノッた僕らは湯ら湯らと街を徘徊しては浮かれ騒いでいた。。当時、私は温冷浴に取り憑かれ日々様々な実験をしていた。そして誰かと湯場に赴く時には必ず温冷浴セッションを行っていた。 話は高校時代に遡る。シャーマニズムに興味をいだいていた私は本屋で上野圭一の「ナチュラルハイ」という本を見つけ

「抗体詩護符賽」プロローグ「エッセイ風」

エッセイ風が吹いている。 最近音楽ばっかり聴いてDJMIXを録ることにハマっており、何かを書…

Zenarchy
6年前
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