「抗体詩護符賽」ヴィトゲンシュタインと括弧的感覚
ところでここ数ヶ月、数学とプログラミングの勉強を進めている。なぜそうなっているのかを振り返ってみよう。去年の秋頃、デレク・ジャーマンの「ウィトゲンシュタイン」を見直していて、それから数週間ウィトゲンシュタインの関連書をいろいろと読んでいた。高校時代にウィトゲンシュタインと出会ってから彼は私の中での最重要人物である。なぜ彼に惹かれるのかを説明するにはまだ言葉が足りないが、彼がゲイであること、そして治癒としての哲学を探求していたことが大きなキーワードだろう。私は彼のそういった洗練