シェア
是空
2024年9月29日 18:01
夕飯をパスタにするかご飯かで生まれる歌の変わる気がするかけすぎた醤油のような優しさで 駄目にするのはただ口惜しい 9/29(日)
2024年9月27日 16:28
堕とされるほどの甘いはいらなくて青き蜜柑に爪入れる時ためらいを愛した人が消してゆくブルーグレイとモーヴの夕暮れ9/27(金)
2024年9月25日 16:33
デジタルの気温の数字が日にちより低い時計の今朝の逆転縛られていた熱気から解かれて秋の大気を吸い込んでいる9/25(水)
2024年9月23日 20:35
草を引く私の身体と触れるたびバジルの香りが立って漂う草をすく 庭へと風が訪れて通り抜けてくレモンバームを9/23(月)
2024年9月21日 22:16
紅白の彼岸の花が咲き初めて大地に流れる血潮を見ている曼珠沙華わたしのこころにひらくのはあやまれなかった あなたへの花9/21(土)
2024年9月19日 23:18
水彩の夏薄れゆく水色に溶けることなく咲く百日紅風に揺れ群れる薄の黄金色雲は秋へと流されながら9/19(木)
2024年9月17日 21:12
共有で瞬時に伝わる断片は過ごした時間を転送しない一枚の同じ写真に写りつつ人毎ファイルで分かれる人生9/17(火)
2024年9月15日 13:34
先読みで 滑りこんだか閉じこもる蚊の一匹がずっと気になる隙あらば 羽音近付き払えども取り逃してはかゆみが増える9/15(日)
2024年9月13日 21:12
手の中に包む豊水ずっしりと川の流れは干上がりながらうり坊が顔を隠して並んでる無花果見ては思い出す人9/13(金)
2024年9月11日 20:27
我慢して黙っていたけど赤ワイン飲み過ぎたから話せた言葉酔い冷めて ゼンマイ切れたオルゴール一人の部屋でただ箱になる9/11(水)
2024年9月9日 18:26
寄り添えば鈴の響きに満たされて秋の豊かさ食のみならずふたりなら 拾えぬ音が近付いて 独りで過ごす豊潤の時9/9(月)
2024年9月7日 17:52
電話越し『電車代なら出すからさ』 あなたのくれた余裕の余韻親子だからあなたがそこにいればいいたとえこちらを向いてなくても9/7(土)
2024年9月6日 18:30
noteを始めてからまだ一ヶ月余りですが、自分でも見にくくなってきたので、皆さんにスキを頂きました中で多かったものから順に、八首+自選二首をまとめてみました。正確には一度に二首あげておりますので、どちらかの歌の方に頂いたものなのかもしれませんが、作った時は同じなのでそのままここにまとめました。拙歌です…がご覧下さってありがとうございます。9/6(金)寝つかれず起きる毎日今日だ
2024年9月5日 19:38
今日の気分落とし物してト短調転調出来ずに直行帰宅使わずにいたから使って無くしては探しものして時間を使う9/5(木)