【人に学ぶ】番外編 楽天広報・小泉さんにざわざわ
小泉和美さんへのインタビューPart1・Part2を終えて、「ざわーず」こと企業コミュニケーション研究会「ざわざわ」が感想を語り合いました。私たちメンバーは全員が企業の社内報に関わっていますが、職業は広報アドバイザー、フォトグラファー、デザイナー、ライター、映像制作プロデューサー、web制作プロデューサーと多彩。それぞれに、小泉さんの組織内でのコミュニケーション活動に、大いに刺激を受けたようです。
◎インターナル・コミュニケーション活動が経営の一角を担う成功事例
有効なインターナル・コミュニケーションを実施するには、企業の経営層が何を考え、会社をどこに進めようとしているのか…実行者である広報担当者の十分理解は不可欠です。そのためにも経営者と広報担当者の日頃のコミュニケーションは不可欠であると理解しているものの、現実にはなかなか実行できていないのが現状ではないでしょうか。その点、楽天グループの場合、経営層の考え方、会社の現状や方向性を従業員が共有し、かつ共感できる「朝会」という仕掛けが有効に作用しているようです。動画ニュースを通して従業員に的確に伝わっていると推測します。まさにインターナル・コミュニケーション活動は経営の一角を担っていることを示す素晴らしい事例です。(高山)
◎プロフェッショナル・コミュニケーターとしての姿勢と情熱
メディア業界に憧れて就職活動をしたという話が、その後のキャリアを象徴しており、印象的でした。当時思い描いたメディア業界そのものではないものの、なさっていることはメディア(媒介)そのものです。経営層と現場であったり、企業と社会であったり、小泉さんのお仕事はすべて「橋渡し」です。だから「どうして毎日楽しいんだろう?」と思うほど、とにかくにこやかで、すこぶるご機嫌なのだと感じました。
北米では、広報は経営に近いポジションだそうです。小泉さんの仕事に対する姿勢、情熱はまさにプロフェッショナル・コミュニケーターそのものだと感じました。(コグレ)
◎テンプレワードではない“一体感の醸成”や納得度の高い話
やはり、常々思っていた“一体感の醸成”というキーワードにかかっていた、もやもやとしたものが晴れていくようなお話をうかがえて良かったです。
そして“広報担当は経営陣の一人”である、という意識の芽生もまた納得度の高いお話でした。(前田)
◎担当者への期待や視座の移動の表現に深く共感
朝会から繋がる取り組みがとても素晴らしく、ICの活動の理想的な実践形の一つなのかなと魅了されました。テキストベースのメディアから動画ベースのメディアに変わった時の感想では、動画メディアの特性をあらためて再認識することもできました。動画はプロセスを見せるメディアで結論を羅列するだけでは味気ない(面白味のない)ものになることもあります。
動画における面白味とは何かに注力するだけでもステップアップするポイントになりそうです。担当者へ期待、視座の移動の表現はとても共感しました。私たちはアーティストではなく、クリエイターだと思っていますが、必要なものは、共感力と感性というよりは、感受性だと思います。野球の話の時にうるうるされた小泉さんに映像制作担当者の素敵な人物像を見たような気がしました。(井上)
◎オールウェイズ・ポジティブのバッティング姿勢に感銘
どんな悪球が来ようともセンター前に打ち返し、一塁走者を二塁へときっちり進める。小泉さんの、オールウェイズ・ポジティブのバッティング姿勢に感銘を受けました。その構えこそが “楽天主義” なのですね。(馬渕)
◎芯の強さとずば抜けたコミュニケーション
これまでの「人に学ぶシリーズ」同様、小泉さんの取材はあっという間の90分でした。ざわ~ずが用意した質問に対し、真摯に丁寧に答える小泉さんの話には、話術の高さも光り、ぐいぐい引き込まれていきました。「社内報担当者に求める資質」を体現される小泉さん。仕事人としての「芯の強さ」を内に秘めつつ、天性の「ずば抜けたコミュニケーション力」を駆使されている姿に、私たちの心も動かされ、改めてこの仕事の素晴らしさを教わった気がします。(古川)
この記事について
“ざわざわ”は、ツールの使い方や社内コミュニケーションの最適解を教え合う場ではありません。道具が多少足りなくても、できることはないか?姿勢や考え方のようなものを「実務」と「経営」の両面から語り合い、共有する場です。
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