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【人に学ぶ】「やりたいから、好きだから、思いのままに」番外編

Part1Part2の2回にわたってご紹介したIC業界のキラキラ星お2人のお話を聞いて、感じたこと、考えたことを、企業コミュニケーション研究会「ざわーず」のメンバーが語ります。それぞれの専門分野や経験に基づいて、さまざまな角度からツッコミます。

楽しんでいるお2人からもらった元気と刺激
お2人の圧倒的なエネルギー量に聴き入ってしまい、あっという間のインタビュー時間でした。お2人の仕事に向き合う環境は違っても、周りの人たちを共感させる魅力は一緒のような気がしました。前提にあるのは自分がやりたいことがはっきりしていること(好きなこと?)でしょうか。仕事自体も好きで、さらにそこから生まれる連帯や絆を楽しまれている様子が目に浮かぶようでした。周りから認められる人は、周りのために尽くしている人だとあらためて感じました。楽しんで働く姿を見ると元気が出るし、一途な姿を見ると応援したくなる。そんなネタ探しの中、お2人の取材はそのまま社内報に載せたい記事になると思いました。とても刺激的な時間に感謝します。今後の映像ツール創作の糧にさせていただきます。
(井上)

1人の力、小さな1歩から未来が広がる
菊地さんの「(成長のためにも)異動は受けた方がいい」という言葉、間瀬さんの「後悔のない生き方をしたい」という言葉が印象的でした。お2人とも先駆者としての気負いはまったく感じさせず、ただただ「在りたい姿(To Be)」のためにまい進した結果であると。そしてその目指した世界が正しかったから、多くの女性に勇気と共感を与えたのだと感じました。
どうして正しい未来を見据えられたのかは、お2人の傾聴の姿勢と明るさにヒントがある気がします。うまく行かないと感じた時でも、影ながら応援してくれる誰かがいて、思いが周りに1人、また1人と伝わっていく。自分でも気づかない小さな1歩でも、後に続く誰かがいる。そうやって社会は変えられるのだと。大きな課題の前では、1人の力なんてと無力感を感じてしまいがちですが、お2人のお話をうかがって「そんなことはない!」という思い、そして勇気と元気を得ました。
(コグレ)

仕事を楽しみ、1人で考え込まず視野を広げる姿勢に共感
お2人の経歴が異なるのは当然ですが、意外に共通点があったのが印象的でした。お2人ともご自分が広報を担当されるまで社内にロールモデルがいなかったこと。いわゆる同社の広報における先駆者なわけで、ご苦労も多かったのではと推測します。しかし、菊地さんは「男性社会の中でも大きな壁を感じることもなく、仕事が楽しかった」と述べられています。菊地さんのバイタリティには驚かされます。一方、間瀬さんも仕事を楽しく行うためにも「やりたいことをやらず、後で後悔するより、やって後悔する方が良いと考えていた」とおっしゃいます。前向きに自分の人生を楽しんでおられるアクティブな女性だと感じました。やはり「仕事は楽しむべし」が原点のようです。
もう一つ「その通り!」と思ったのが、お2人とも困った時、悩んだ時などは、他社担当者や専門家から話を聞くとのこと。考え方やアイデアのヒントを得るために社外との交流を大切にされていたようです。一定の企業文化の中で、1人で考え込むとどうしても視野が狭くなるもの。他社の人たちとの交流で視野を広げ、自分の目指すものを実現されてきたお2人から学ぶところは多いと思いました。
(高山)

おもしろがる、人を楽しませる才能を実感
インタビューさせていただき、文章にまとめながら、いくつものハッとする言葉をもらいました。ざわーずメンバーがたくさん引用してくださったので、ここでは繰り返しませんが、noteに載せる形にするまでの過程も、お2人のおかげで本当に楽しかったです。目の前の状況をおもしろがり、一緒にいる人を楽しくさせることは紛れもなく才能です。ICはもちろんどんな仕事でも、いやいや人生のどんな局面でも、この才能は自分も周囲も幸せにする貴重なものだなあと感じる経験をさせていただきました。
お2人に、あらためて感謝です!
3回にわたる記事を読んでくださった皆さまにも、ありがとうと伝えたいです。
(藤野)

素敵な方とお付き合いできることもIC業界の醍醐味
私の心に強く残ったのは、お2人それぞれがしっかりとした自分軸をお持ちであること。世間の一般論に振り回されず、一つひとつの目の前の出来事に対し「自分は、どう考えるか」で向き合っておられます。とは言え、自身の考えを一方的に押し通す強引さやワンマンプレーはなく、周囲とは常に丁寧なコミュニケーションを重ね、その結果、しなやかにイキイキと仕事を楽しんでいらっしゃるようです。
私は以前からお2人の知り合いであり、公私共に長年、楽しくお付き合いをさせていただいています。高い能力を持ち、さまざまな活躍は眩しいばかりですが、自身の功績に対しては、常に事実を淡々と語るのみ。そんなお2人には、仕事の実績や幅広いキャリアだけでなく、人間としての魅力に強く惹かれています。 今回のインタビューを通じ、日頃あまり語られない、お2人の仕事観をうかがえたのは非常に有意義でした。ICと深く関わることで、こうした素敵な方たちを間近に見られることも、ICの醍醐味かと思います。 
(古川)

自分を持ち、しかも謙虚であること
お2人のお話をうかがって、一番のポイントは「自分がどうありたいかをしっかり持っておくことが大切だ」ということだと思いました。菊地さんの先駆者となり得たキャリアしかり、間瀬さんの本業もしっかりやりつつ副業も周りに求められ応援してもらえるようになっている流れもしかり。 また、菊地さんの「自分は運が良かった」という考えにも共感します。全て自分の力の賜物と思っていると増長しかねない危惧があり、危険な感じもするので、常日頃、謙虚さを保つには良い考え方だと思い、見習いたいと思いました。
(前田)

キャリアの源泉は周囲に目配せしつつ自分を失わないこと
お2人に対する印象は、ひと言でいえば「キョロキョロしない」。周りに振り回されることなく、共に自分の道をしっかり歩んで来られた人なんだな、ということです。 でもこれは、決して「周りを見ない」ということではない。男性がしばしば陥る、望ましからざる意味での「Going my way」とは異なり、周囲によく目配せし、流れに身をまかせながら、それでいて自身を決して失わない――そうした、我ら男たちにはなかなかマネのできない振る舞いが、お2人の素晴らしいキャリアを生み出してきた源泉なのだと知りました。「男性中心社会の壁をどうやって乗り越えてきたか?」の質問に、「えーと、なかなか壁を壁と感じてない人だったので(笑)すみません…」と応じた菊地さんの言葉が印象的でした。
(馬渕)

社内報でも「半分外」の視点が強みになる時代
片や入社以来、生え抜き社員として役職を歴任し、グループ会社の社長まで務めた菊地さん。片や編集者として出版社に勤めた後、契約社員として現在の会社で働きながら、起業家として2社を立ち上げ、店舗を切り盛りする間瀬さん。働き方や、企業との関係性などが全く異なるお2人ながら、異動や転職を自分の中に「ひきだし」を増やすチャンスとして肯定的に捉え、実際にキャリアアップにつなげている点は流石!と思いました。
一方でICに関しては、プロパー(いわゆる「中の人」)であった菊地さんと、あえて契約社員(いわば「半分外の人」)のスタンスをキープする間瀬さんとでは、視点が異なるのかもしれないと感じました。私はこれまで、良い社内報企画とは「社員だから立てられる企画」であると強調してきました。それは菊地さんが編集長を務めた社内報『MBK LIFE』をはじめ、過去の優秀社内報企画を見てそう確信していたからです。しかし、間瀬さんのお話を聞いて、現代はそれだけではないのかもしれない、と気づきました。人材の流動化が進み、今では間瀬さんと似た経歴を持つ社員も少なくないでしょう。社外や社会に目を向け、会社と自分の関係を1歩引いた場所から俯瞰してみる企画が求められる今、「半分外」の視点が強みを発揮するに違いない――。そのことをリアルに実感できたインタビューでした。
(三上)

ずっと続いている「一つの道」
お二人のお話しから一番に感じたことは、成功体験という過去の話ではなく、ずっと続いている「一つの道」のような印象を強く感じました。現在も成功や失敗をたくさん重ねながら、やりたいことをしっかりやる。それをやるためにどうしたらいいのかを考えて動くことができる。そんな生き方についてきてくれる人たちがいる。 偉そうなことは言えませんが、その源泉はやっぱりお二人の「人としての魅力」なのかと。インタビューを聞いた私たちの感想に共通点が多いのも、その結果なのかと。お二人の生き方や仕事ぶりに共感する人が多かった結果なのかなと、感じます。 「人を惹きつける力」というのは、狙ってできるようなことではないのかもしれませんが、だからこそお二人からは強引な考えや型にハマった言葉が少なく、初めてお会いした私たちにも「なんかフラットな自分」が出せる(出していただいている?)のかなと思いました。 色々なことがあっても、自らの人生を前向きに捉えて明るくフランクに話せる人には惹かれます。楽しさが滲み出る人には吊られてしまいます。
(吉田)


この記事について

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