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断想 ~気の向くままに

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思考の断片を残したnoteのまとめ。
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地元で生きたグランドレベルを見てみたい 〜いきいきとしたまちを求めて【断想】

地元で見たい景色のことが書かれている本に出会った。 2017年に出版された、田中元子さんの『…

母校には特別支援学級がなかった :僕は恵まれた環境に育ったのだろうか?【断想】

京都教育大学附属小中学校で、特別支援学級を廃止しようという案が出されているそうです。 特…

それをやらなければ生きてゆけない ~ぼくのテーマ【断想】

阿部謹也(1935-2006)の『自分のなかに歴史をよむ』(筑摩書房、1988)の一節だ。  阿部と…

線は正確に引くことなかれ【断想】

縁を引くということは、「取りこぼす」ということだ。 断念に血を流すような痛みが伴うように…

日本人の調和力のこれから【断想】

日本人は調和を好む。 このように日本人は特徴付けられることの少なくないが、僕も概ねこの言…

新型コロナという岐路に、考えたい【断想】

 いま世界は新型コロナウイルスによって大きく揺らいでいる。 この混乱は、私たちが築いてき…

【断想】偏見がある、僕には。

先日、初めて韓国を訪れた。 日韓関係が戦後最悪とも言われるほど悪化している中、「韓国に行く」と言うと、「大丈夫なの?」といった言葉を投げられることもあった。 そういう言葉を非難しようとは思わない。 僕自身、どこでかはよくわからないが(大方メディアの影響だろう)、韓国への偏見を身につけてきてしまったと感じているからだ。 韓国の人から冷たい目を向けられるのではないか?そんなことはないと頭ではわかっていても、どこか不安な自分がいる。 安易に同列に考えよい事例ではないが、例えば、

「8月15日は終戦の日なのか?」と9月2日に考える【断想】

僕のFacebookをよく見てくれている友人にこんなことを言われました。 「8月6日と9日は投稿し…

あの戦争から100年も経っていないのに【断想】

「あの戦争から100年も経っていないのに」 こんなフレーズをふと口にしていることが最近多い気…

【断想】生きているか君は。 君は生きているか。

「君は生きているか?」 そう問われたなら、 君はなんと答えるだろう? 「生きているに決ま…

【断想】私たちはこのままでよいのか 〜香港に思いを馳せて〜

103万人。 9日に香港で実施された、逃亡犯条例の改正案の撤回を求めるデモに参加した人の数だ…

【断想】「一番好きな〇〇は?」という問いはやめにしないか

僕には苦手な質問が幾つかあります。 その中でも群を抜いていつも困るのは、 「一番好きな〇…

【断想】第三の目、カメラ:「世界」を〈世界〉化するカメラ

先日念願の一眼を手に入れた。 以来どこへ出かけるにも大抵カメラを携えている。 カメラを持…