
平均年齢62歳のB'zに学ぶ、歳を重ねることへのモチベーション
3月で、僕は35歳になる。
スポーツをやってる身としては、衰えが怖くなってくる年齢です。
ファッションを楽しんだり、noteを書いたりすることにおいても、瑞々しい感性を失っていくことが少し不安で。
年を重なることが素直に楽しめなくなってきました。
でも、大好きなB'zのふたりを見ていると年齢を重ねることをそんなに悪くないのでは、と思えたりします。
昨年末、彼らは結成36年にして紅白歌合戦に初出演。
最新曲「イルミネーション」と代表曲「LOVE PHANTOM」「ultra soul」を歌唱して大きな反響を呼びました。
紅白の公式動画が非公開となった直後には、B'zの公式Youtubeチャンネルで「LOVE PHANTOM」「ultra soul」のライブ動画を大量に公開。
既存曲のライブ動画がB'zのYoutubeチャンネルで公開されることは非常に稀で、年始早々ファンを喜ばせてくれました。
この記事を見てくださっている方の中にも、紅白のパフォーマンスをご覧になった方は多いと思います。
ギターの松本さんが64歳、ボーカルの稲葉さんが60歳。平均年齢62歳とは思えない、圧倒的なエネルギー量がテレビ越しでも伝わってきましたね。
今回Youtubeチャンネルに公開され、一番再生数が伸びているのは2023年のライブツアーで披露された「LOVE PHANTOM」です。
玉虫色のド派手な衣装を着こなしてステージを縦横無尽に動き回る稲葉さんと、ゼブラ柄のジャケットでギターを掻き鳴らす松本さん。その姿からは、圧倒的なオーラを感じます。
というか、稲葉さんの衣装ヤバ過ぎだろ。なんで似合ってんだよこれが。
というか、そもそも結成35年で4万人以上入る味の素スタジアムを満員にすること自体異常なんですけど。
30年近く前の曲をキーを下げることなく熱唱し、ギターフレーズに至っては進化している。すごいことだなぁと思いますよね。
ちなみに、この動画の稲葉さんはライブの前日に肉離れを起こしています。
直前までスタッフに支えられないと歩行も難しいような状況で、痛み止めを打ってステージに立っている。なんてカッコ良い生き様なんだ。
最近のB'zは、仕事の幅を柔軟に広げています。
紅白の出演をはじめ、アサヒスーパードライのTVCM出演、ap bank fesへの初参加、そしてYoutubeでのライブ動画公開。
そして、今年はフェス方式で他のアーティストとコラボするB'z主催のライブプロジェクト「UNITE」の第2弾、そして年末には久々のライブツアー。
なんというか、B'zって立ち止まらず、年を重ねるごとに活動の幅を広げていってる感じがするんですよね。どんどん柔軟になっているというか。
そういう姿勢があるからこそ、デビュー37年目で紅白でバズってファンクラブの会員が2万人ぐらい増えちゃったりするんですよね。
彼らを見ていると、年齢を重なることを言い訳にしたくなくなる。より柔軟に、幅広い自己表現を目指したくなる。
最新が最高の二人を見ていると、自分もまだまだやれそうな気がしてくるんですよ。
松本さんは、ライブツアー中はいまだに一日数時間ギターの練習をしているそうです。
バンド結成36年でいまだにそういうモチベーションを保って活動を続けていること自体が、ひとつの奇跡ですよね。
B'zが走り続ける限りは、僕もまだまだ夢を諦めないようにしようと思います。