「バチェロレッテ」「バチェラー」の”王道外し”、あなたはどう見る?
Amazonプライムビデオで独占配信が開始された「バチェロレッテ」シーズン3。皆さんはご覧になられてますか?
僕は普段トレーニングに打ち込んでいますが、こう見えて恋愛リアリティショー大好き人間なので配信日から観始めております。
昼トレーニング、夜恋愛リアリティショーで人生送ってます。
さあ、今回の「バチェロレッテ」。
タイトルロールとなっているのはこの方。
武井亜樹さん。
東大からキャリア官僚への道を歩み、現在は宇宙に関係する仕事をされているという鬼キャリアの持ち主です。
僕のような中小企業勤めのプチマッチョからすると、想像がつかないようなスペック。
今回も、彼女と恋人になりたいという男性が集まって様々な人間模様が展開される訳ですけども。
なんでしょう。ちょっと、歴代のシリーズと比べて男性陣の熱量が弱い気がしちゃって。
実際の配信を観てると亜紀さんの鬼スペックと天真爛漫さのギャップは凄く素敵なんですけど。
ルックスがアジア感強めというか、強い女というか…ネットで結構書かれてますけど、ほぼポカホンタスなんですよ。
あ、これ決して悪い意味じゃなくて。
僕は無邪気な雰囲気とか感情がすぐ顔に出ちゃう素直な感じも好きですし、日本語で話す時はゆっくり優しく、英語ではしっかり話す、というポリシーにも頭の良さを感じてすげえなぁ、と思ったんですけど。
ただ、決して彼女は王道の「バチェロレッテ」って感じではないな、という印象なんです。
僕の中のバチェロレッテって誰もが振り向いちゃう王道の美女で、お金持ってて華やかで…みたいな。
僕ぐらいの陰キャだったら近くにいるだけで輝きで消し飛ばされちゃうみたいなイメージなわけですよ。
でも、亜紀さんってそんな感じじゃない。
どっちっていうと、ルックスも個性的。
これまでのバチェロレッテって茶髪を巻いてる感じでしたけど、黒髪で常に前髪ピシって上げてるし。
仕事もバリキャリっていうよりは、自分の好きなことをやってる感じ。
醸し出す雰囲気も、歴代シリーズの二人よりも柔らかい印象。
僕的には、その王道を崩した感じが参加メンバーの雰囲気に反映されてるんじゃないかなって気がしてるんです。
これまでのバチェロレッテって、高圧的なまでに男性を引き寄せるような意思というかすごく悪く言うと支配的な感じがあったと思うんですよ。
でも、亜紀さんはめちゃくちゃニュートラルなスタンス。良い意味で、自分を崩す気がない。
だから、参加メンバーも良くも悪くもニュートラルに亜紀さんや自分を見ているんじゃないかなと思うんですよね。
だからこそ、男性陣の熱量がこれまでのシリーズより低く感じる。
みんなニュートラルに自分がバチェロレッテのことが好きなのか、惹かれているかどうかを考えているから。
まあ、普通に考えたら旅の間に10人以上の男性が一人の女性に恋をするっていうシチュエーション自体ちょっと異常ですからね。笑
王道を外していると言えば、昨年配信された「バチェラー」シーズン5の長谷川恵一さんもそうでしたね。
シリーズ初、悩んで成長するバチェラーというのがテーマにされていましたからね。
そもそも、彼は「バチェロレッテ」シーズン2でファイナルローズをもらえなかった人な訳で。
(まあ、「バチェラー」シーズン4の黄皓さんもそうですが)
ルックス的にも、ロン毛パーマヒゲ一重まぶたっていうのは結構個性的で。
もちろん絶対的にモテそうなタイプではありますけど、少女漫画から飛び出してきたような王道イケメンではないですよね。
まあ、これはある種制作側の苦心が見え隠れしているというか。
シリーズのマンネリ化を避けるために王道をやり続けることは避けたいし、既に視聴者にある程度人気がある人を起用することによって安定的に視聴者を獲得できるというメリットがあると思うんですよね。
個人的な予報としては、「バチェラー」も「バチェロレッテ」もそろそろもう一回王道な人物を起用してくると睨んでいます。
「バチェラー」「バチェロレッテ」の視聴者はほぼ共通で、考えると数年単位で王道路線を避けている訳ですから。
これは、間も無く王道路線に回帰させる布石だと思います。
まあでも、王道から外れた変化球もそれはそれで非常に楽しめるので。
そろそろ続きが配信される「バチェロレッテ」シーズン3の今後のエピソードが楽しみです。