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物語を書けない人が考えた、物語の書き方

先日、久しぶりに小説を投稿してみた。

やっぱり、普通に文章を書くよりも物語を作ることは難しい。

ただ、出来はともかくとして今回も投稿することができた。
そこには満足している。

「何を低いレベルで満足しとるんじゃい」と思われる人もいるかもしれないが、普段の仕事をやりながら別の方向で頭を使うって中々大変で。

何せ、物語を考えることなんて普段やってない。
普通に考えても話が思いつかないので、今回も実話をベースにして読み物として少しでも面白さが出るように脚色して作っていった。

この作品だと「大学の近くの海で友人達とファーストキスの話をした」っていうのは実話で、後半の展開がフィクション要素になっている。

自分で物語を考える度に、ゼロから物語を考えれる人って本当に凄いと思う。
ミステリーとか異世界ものとか書ける人って、やっぱり発想力が違うんだろうな。

最近、僕なりに「物語を作る方法」を模索していました。
あくまで「質の高い物語」を書くのではなくて「ちょっと小説を書いてみたい」って人にオススメの方法です。
なので『もう私は小説一作仕上げるなんて余裕よ』って人からしたら何をゴタゴタ言ってんだって感じだと思いますが。
僕と同じように「これまで小説を書こうと思っても書き切れなかった」って人に捧げます。

①「体験談」をベースにする

自分の経験の外の世界って、無限に広がっているからすごく文章に落としにくいんですよ。
なので、僕の場合はこれまで書いた物語のほとんどが実話ベースです。

登場人物の感情表現とかも思い描きやすい。
というか、実体験なので思い出すだけだから楽なのだ。

これ、全てのストーリーを0から作ると「話の筋書きを考える」に加えて「その話を受けた登場人物たちのリアクション」まで全て考えなきゃいけないわけで。

多分、小説を書くのに挫折したことのある人の中に絶対「話を考えるのは楽しいけど感情表現の文章を書くのが面倒」っているんですよ。
実体験ベースであれば、そこをクリアできるのが大きい。


②面白さにこだわらない

元も子もないじゃねえか!って言われるかもしれないですが。
でも、僕は自分のこの意見を圧倒的に支持します。
僕は「小説を作る時は面白いものでなければいけない」という考え自体間違えだと思う。

だって、僕らプロじゃないもん。
アマチュアが面白さにこだわって作品を世に出せないなんて、超くだらないじゃないですか。

そもそも、自分一人の判断基準で「面白いかどうか」なんて考えている時点で世界が小さいわけで。
自分が面白くないと思っていても他の人から見ると違うかもしれないし、逆もまた然りですよね。

ぶっちゃけ作品を表に出してさえ意見をもらえるかなんて分からないわけだから、出来に満足いってなくても出していった方が得だと思います。
だって、もったいないじゃないですか。

上記2項目を意識すれば、間違いなく「作品が完成しなかった…」って事態は防げるはず。

さあ、皆さんも作家気取っちゃいましょうよ。
そして僕と同じように恥ずかしいと思えば良い。笑

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