マガジン

  • 女性の生き方・働き方

  • 「衣食住」と自分らしい生き方

  • 回転寿司で食中毒になってから考え始めた「安全な食」について

  • 「ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方」伊藤洋志

    伊藤洋志さんの「ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方」を読んで学んだこと。

  • 1962年版の映画「放浪記」林芙美子

    1962年版の映画、林芙美子の「放浪記」を観て思ったことを綴った記事です。

最近の記事

「女性は家事が好きなはず」ではないし、「働く女性は家事が嫌いなはず」でもないのです。

同じ働く年上の女性から、「あなたも家事が嫌いなんでしょう!?」と目を輝かせて聞かれたので、戸惑った。 私は働いているけど、家事は好きである。家事が嫌いだから働いているのではない。生活のために働いているのだ。 女性が「家事が好きです。」と言うと、未だに「家庭的ですね。」とか、「健気に尽くすタイプなんですね。」とか言われることが多い。 いやいや…。 「家の事」と書いて「家事」と読む。つまり、「家」を円滑に回すための運営が好きなのであって、必ずしも誰かに尽くすことが好きなので

    • 「衣食住」の「住」が、実は一番難しい課題かもしれない…。

      今週の月曜日に、回転ずしのお寿司で食中毒に当たってから、改めて「衣食住」について考えるようになった。 自分で暮らしを整える生活を目指し、「衣」である服を手作りしようと試みた話、食の安全の大切さが身に染みて分かった話をここまで書いてきた。 今日は、残りの「住」について考えてみようと思う。 私は性格的になのか、頭の構造上の問題なのか、いわゆる「地図が読めない女」なので、視覚から空間認知をすることが苦手である。そのため、インテリアや部屋のデザイン、また収納術はあまり得意なほう

      • 布を指で持つだけなのに、それが意外と難しい…|「衣食住」とハンドメイドについて

        回転ずしのお寿司で食中毒に当たってから、真面目に「衣食住」について考えるようになった私…。 NHKのEテレで放送されているイギリスの番組「ソーイング・ビー」にも触発されて、自分で服を作ってみようとしたこともあるけれど、私はどうも手先が不器用らしく、全然上手にできなかった…。 というのも、布は意外と指で持つこと自体が難しいのだ! 普段の日常生活で、例えば膝掛けやシーツをわし掴みして、洗濯かごに放り投げるのは簡単である。 でも、柔らかい布を縫って服を作るという作業は、思っ

        • 「安全な食」とは何か?を考えたら、「安全な水と土壌」に行き着いた

          回転ずしのお寿司で食中毒にあたってしまい、まだ胃痛と闘いながらも、あれからずっと「安全な衣食住」について考えている。 ベッドの中で転がりながら、「『衣食住』の中で、今の私が一番身近に感じられるトピックは『食』だな…。」と、ぼんやり考えていた。だって、お腹が空いているのに、胃痛で何も食べられないのである。これは辛い…。 私が思う「安全な食」というのは、一つは当然ながら食中毒を起こさない、ばい菌が繁殖していない食べ物のことだと思う。 衛生面の次に大事なのは、発がん物質が含ま

        • 「女性は家事が好きなはず」ではないし、「働く女性は家事が嫌いなはず」でもないのです。

        • 「衣食住」の「住」が、実は一番難しい課題かもしれない…。

        • 布を指で持つだけなのに、それが意外と難しい…|「衣食住」とハンドメイドについて

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          2本
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        記事

          回転ずしのお寿司で食中毒になり、改めて「衣食住」の大切さに気付いた

          回転ずしのお寿司で食中毒にあたってしまい、まだ酷い胃痛で寝込んでいる…。でも頭に思い浮かんだことをどうしても書き記しておきたくて、noteを開いている。 今回のことで、人間にとって「衣食住」って本当に大事だな…と痛感した。 どこも締め付けることのない着心地の良い服、安全に飲める水と、安全に食べられるご飯、心穏やかに住める家。 本当、これに尽きるよね…。 現代はこれに「仕事」というカテゴリが追加されている。 仕事をして対価にお金を貰わないと、「衣食住」を得ることができないシ

          回転ずしのお寿司で食中毒になり、改めて「衣食住」の大切さに気付いた

          回転ずしのお寿司で食中毒になり、改めて思ったこと

          回転ずしのお寿司で、食中毒にあってしまった…。 熱は37.5°まで下がり始めたものの、まだ胃痛が酷く、一日中寝込んでいる。 が! noteに書きたいことが出てきたので、短めに…。 恐らく、当たったのは「あん肝」だと思う。 胃痛にうなされて寝ている間思ったことは、 「私はあん肝に勝てないんだから、自然の驚異には絶対勝てないな…。」 ということ。 この出来事で、また少し自分が進みたい方向が見えてきた気がする…。 けど、これ以上考えるのはちょっと今日は無理なので、思いついたこと

          回転ずしのお寿司で食中毒になり、改めて思ったこと

          再び読み終えた感想|「ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方」伊藤洋志

          一週間ほど前から、伊藤洋志さん著作「ナリワイをつくる - 人生を盗まれない働き方」を再読して考えたことを書いている。 今日は、再び読み終えた上で、改めて考えたことを書いてみようと思う。 この本にある「ナリワイ的」な働き方・生き方の定義や詳細は、ネタバレにならないように、ここで書くのはやめておこうと思う。 私の解釈で、もし誤解を招いてしまったら申し訳ないので、ちゃんと本を読むことをお勧めします。 さて、ここからは私の個人的な感想。 たぶん、伊藤さんが推奨している働き方・

          再び読み終えた感想|「ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方」伊藤洋志

          女性のライフステージと仲間|「ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方」伊藤洋志

          一週間ほど前から、伊藤洋志さん著作「ナリワイをつくる - 人生を盗まれない働き方」を読んで考えたことを書いている。今は第一章を読み終わり、第二章に入ったところだ。 今日は「ナリワイ的」に生きるための仲間の存在について考えてみようと思う。 第二章の最初のほうに、こう書かれている。 人はライフステージによって仲間の種類が変わると思うので、「ナリワイ的に生きるなら、こういう仲間がいなきゃいけない!」ということではないと思う。ただ、「これが今の私にとって一番難しい課題になりそう

          女性のライフステージと仲間|「ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方」伊藤洋志

          支出を考えたら見えてきた自分のモットー|「ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方」伊藤洋志

          一週間ほど前から、伊藤洋志さん著作「ナリワイをつくる - 人生を盗まれない働き方」を読んで考えたことを書いている。今は第一章を読み終わり、第二章に入ったところだ。 第二章のはじめでは、「ナリワイ的な仕事」を作って収入を得る前に、まずは支出をカットする方法があると紹介されている。 例えば、電気やガスなどのエネルギーを節約する方法について書いてある。これを読んで、女性だと稲垣えみ子さんを思い出した。 (稲垣えみ子さんの本も、ユニークでとても面白いのでお勧めです!) さて…。

          支出を考えたら見えてきた自分のモットー|「ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方」伊藤洋志

          仕事の実感の欠如と「ブルシット・ジョブ」|「ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方」伊藤洋志

          先日から、伊藤洋志さん著作「ナリワイをつくる - 人生を盗まれない働き方」を読んで考えたことを書いている。 前回の記事では、月3万円ほどだけ稼ぐ小さなビジネスモデルがあるということと、それを都会で実現するのはなかなかハードルが高いという話をした。 今日は、第一章の最後に出てくる「仕事の実感の欠如」について考えてみたいと思う。 「仕事の実感の欠如」。もうこれは少し古いけど「激しく同意」である! 会社に雇われる働き方は、大きなプロジェクトを大人数で動かすことになるので、ど

          仕事の実感の欠如と「ブルシット・ジョブ」|「ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方」伊藤洋志

          「ナリワイ」をしにくい都会のシステム|「ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方」伊藤洋志

          先日から、伊藤洋志さん著作「ナリワイをつくる - 人生を盗まれない働き方」を読んで考えたことを書いている。 前回の記事では、都会でも自分なりに小さな仕事を創ることはできなくはないけど、かなりハードルが高いという話をした。 今日は、なぜ都会では月3万円ほどの小さな仕事を創り出しにくいのかについて考えてみたいと思う。 この本に基づいて私がトライしてみた感覚だと、都会はご近所や地域との関係性が希薄な場所が多いので、お隣さんや周りを手伝うことで収入を得ることが難しい。規制も多く

          「ナリワイ」をしにくい都会のシステム|「ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方」伊藤洋志

          小さな仕事を作ってみる「ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方」伊藤洋志

          先日から、伊藤洋志さん著作「ナリワイをつくる - 人生を盗まれない働き方」を読んで考えたことを書いている。 この本では、もし「非バトル系」の生き方・働き方を選択する場合、月に約3万円ほど稼げる仕事を3~4個、多くて10個持つことをお勧めしている。 実際にやってみると、月3万円を稼ぐのは意外と難しい。その場合は、もっと少ない金額でも良いとのこと。 ※「非バトル」の定義については、本を読むことをお勧めする。 仕事を最初から手作りすることは、私にとってはとても難しいことだっ

          小さな仕事を作ってみる「ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方」伊藤洋志

          私はバトル系か?非バトル系か?「ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方」伊藤洋志

          昨日から、伊藤洋志さん著作「ナリワイをつくる - 人生を盗まれない働き方」を読んで考えたことを書いている。 今日は「果たして私はバトル系か?それとも非バトル系か?」という疑問について考えたいと思う。 結論は、たぶん、非バトル系…。(自信なし…(笑)) というのも、学生時代から憧れて目指していた自分の理想像は、東京のオフィスでバリバリ働くスーツにヒールの女性だったからだ。 しかし、運悪く就職氷河期に直面。大企業は高学歴の男子学生しか採用せず、新卒採用を取りやめる会社まで出

          私はバトル系か?非バトル系か?「ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方」伊藤洋志

          再び読み直している本「ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方」伊藤洋志

          前回、地方創生の取り組みや政策と、女性の生き方・働き方・考え方の間に大きなギャップが生じているという記事を書いた。 これで一度地方への移住を諦めた私だが、再度チャレンジしてみるかどうか、今とても迷っている…。 一番の理由は、東京に住める場所がないという実感が強くなってきていること。都会には私の好きな街もあるし、江戸文化がまだ息づいている地域は文化的に面白く、学ぶことも多い。でも「住む」となると、なかなか心身ともに休める家がないのである。 「東京」と言っても広い。23区内

          再び読み直している本「ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方」伊藤洋志

          私の体験談:地方創生の窓口で感じた違和感|クローズアップ現代「女性たちが去っていく 地方創生10年・政策と現実のギャップ」を観て

          2024年6月17日(月)のクローズアップ現代で、「女性たちが去っていく 地方創生10年・政策と現実のギャップ」という特集が放送された。 共感する部分がとても多く、番組冒頭から「そう!それ!」と思わず口にしてしまった。 実は、私も同じような経験をしたことがある。 コロナが流行する前の2019年。私は「地域おこし協力隊」などの地方創生の取り組みに興味を持ち、日本をぐるっと回って移住先を探す旅に出る計画を立てていた。ところがコロナが発生してしまい、思わぬ形で計画を断念するこ

          私の体験談:地方創生の窓口で感じた違和感|クローズアップ現代「女性たちが去っていく 地方創生10年・政策と現実のギャップ」を観て

          芙美子は夜の墓地を散歩する

          1962年版の映画、林芙美子の「放浪記」を観て思ったことを綴っている。 芙美子は、気分が落ち込むと夜の墓地を散歩する。 現実の世界では、夜の墓地は足元が見えなくて危ないし、治安も悪いので私は真似できないけど、その気持ちは分かる気がする。 悩んでいる時、生きている人のエネルギーは強すぎると感じることがある。朝の通勤時間や昼間は、外で働くことができる人の力で溢れている。買い物に急ぐ母親らしき人、移動中もパソコンをいじっている営業らしき人、工事をしている大工さん。みんな外に出

          芙美子は夜の墓地を散歩する