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イタリア旅③~ヴェネツィア&ボローニャ編~

イタリア旅行、早くも3日目。
ついにあの有名な水の都、ベネチアに行くことに!イタリア本島から小型フェリーに乗り、水上を走ること約20分。ベネチアに到着。


まず初めに、みんなでゴンドラに乗った。これは、別途料金を払えば他の客と相乗りせず、家族だけやカップルだけで乗ることができた。が、私はもちろん一人なので、他に参加されていた相乗りOKな親子と同乗。


ベネチア本島に行くまでのフェリーから見たベネチアの外観(これだけでもう良い)
風情のあるゴンドラ乗り場
豪華なゴンドラに乗り優雅な気分で街を眺める

漕いでくれた船頭さんはよく喋る人で、仲間の船頭とすれ違ったり、建物の工事をしている人とすれ違ったりする度に、大声で何やらペチャクチャと楽しそうに話しかけていた。その流れで、同船していた我々にも話しかけてきたのだが、私はなんか、乗り心地はどうだ?みたいなことを聞かれた気がしたので(気がしたので)無言で👍サインをしておいた。(何か言えよ)


ゴンドラを乗り終えた我々一行はその後、現地ガイドさんの案内に従って、街中にある有名な建物の外観を一通り見学し、最後にヴェネチアングラスを作っているところを特別に見学させてもらい、一旦解散となった。

お昼を食べるためにまた集まらないといけないのだが、それまでは小一時間ほど自由行動。


私はガイドさんと共に外観を見学したときに気になっていた、サンマルコ寺院の中に入ることに決めた。外観から入口が見えたのだが、その時すでに入り口から入ってすぐ上の天井が、金ぴかに光り輝いているのを目にし、(な、なんだあれは…?!)(入りたい…今すぐ中に入りたい…!!)となっていたので、居ても立っても居られず、すぐにチケットを買うための列に並んだ。


入ったら、まあびっっっっくり!!!!どこもかしこも金ピカだらけ!!!!
またモザイクの壁画が描かれた寺院に入るのは初めてだったので、かなり衝撃的だった。


チケット売り場の真上の天井
(もうすでに引き込まれる)
金ぴかに輝く聖人?だろうか
床のタイルがモザイク
(デザインがかわいい)
寺院内部正面の祭壇前
(動画をスクショしたものなので画質粗め)
真上の天井画がすげ~~~~!!

正直、私がベネチアで一番印象的だったのが、このサンマルコ寺院だった。それまで、あまりモザイク画に興味がなかった私は、すっかりモザイク画に対するイメージを180度覆されてしまった。なんだか今のアニメや漫画のようなイラストチックな絵柄が面白くて、本当に絵を見ただけで何が描いてあるのかが一目でわかる分かりやすさもすごいと思った。絵というものが、特にキリスト教会において、昔は字の読めない人たちにも、その教義を理解してもらうために描かれていたものだということを、あらためて思い出す契機となった。絵って、すごいね。(原点回帰?)


その後、お土産屋さんでベネチアのあの有名な仮面の形をしたマグネットを買い、最後にカナルグランデに行き水の都を上から見下ろし、レストランへ。

お土産屋さん
絶景
お昼ごはんを食べたレストラン
今まで食べたイカ墨パスタのなかで一番美味しかった
昼食後ベネチアを離れる前、ちょっとだけ自由時間があり寄ったところ。(後から調べたら、サンモイゼ教会という所だった。正面の祭壇が彫刻のモニュメントになっていて、珍しかった。それに静かで涼しくて、居心地の良い教会だった。)


こうして、ベネチアを満喫した我々は、バスに揺られること約2時間。ベネチアの喧騒とは真逆に、落ち着いた静けさが漂うボローニャへ。(あ、一つ大事なことを書き忘れていた!今回イタリアを旅したなかで、最もタバコ臭かった街がベネチアだった…。ベネチア、景色は綺麗だが空気は汚いので、その点ご留意ください。(笑))



ボローニャ。ヨーロッパ最古の大学である、ボローニャ大学があることでも有名な街。なんとなく街全体が古そうなイメージ。

実際、古かった(笑)でもいい感じ。
イタリアではこういう広場とかでライブや映画鑑賞をよくするらしい。(羨ましい~)
サンペトローニオ聖堂
(資金不足か何かの関係で下半分しか大理石で造れなかったそう)
聖堂内部。両側に個人の祭壇がバーッと並んでいるのだが、そのなかで最も目を引いたもの。
(まさかベルニーニ作?!と思ったが違った(笑)ガイドさんに聞いたら、アルフォンソ
トレジャーニとかいう人が作ったとのこと。(知らねーw)18世紀に作られたバロック×ロココ様式の祭壇)
正面にイエス・キリストの磔刑


つづいて一行は、旧ボローニャ大学の図書館と解剖学室のあるアルキジンナジオへ。時間がなく、中に入ることはできなかったが、外観からだけでも十分雰囲気を味わうことができた。(まあ次行ったら絶対解剖学室の中に入りたいけど(笑))

旧ボローニャ大学。アーチが特徴的。
古き良き街の面影
ジブリに出てきそうな食材たち
目にも鮮やかな…パプリカ?トマト?
ここで柱に顔を近づけて喋ると、向かいの反対側にいる人に壁伝いで声が届くらしい。(私は一人だったので、添乗員さんに僕とやりますか?!とノリノリで聞かれたが、丁重にお断りさせていただいた(お前もやれよ)(今度親しい誰かと来た時に試してみたい(笑)))


こうして、長かった一日も無事に終わり、宿泊先であるフィレンツェに程近いプラートという街へ向けて再びバスは出発。夕食は、宿泊先にてボロネーゼを食べた。きっとツアーに参加しなかったら、一生行くことはなかったであろうボローニャ。ちょい田舎な感じといい、知的な雰囲気といい、かなり私好みな街であった。


さあ、次は、私の本命!フィレンツェだ!




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