調べる力が大切
インターネットを使えば誰でも情報を取得することができるようになった。そして、スマホの普及によって、いつでもどこでも情報収集が可能になった。
これで情報格差はなくなったのか?
皆さんの身の回りに「何でこんなに色んなことに詳しいんだ」って人いませんか。皆さんはこういう人に対して自分を基準にして「この人は頭がいいから特別だ。」「この人は他の人が知らない秘密の情報ツールを知っているんだ。」と考えます。
一方、皆さんの身の回りに「調べたら分かるのに」って人はいませんか。彼らは皆さんのことを「この人は頭がいいから特別だ。」「この人は他の人が知らない秘密の情報ツールを知っているんだ。」と考えます。
でも、皆さんは何かみんなが知らない情報ツールを持っていますか。使っているのはGoogle、Twitter、Instagramなどごく一般的なツールです。あなたが物知りだなと思った人も同じツールを使っています。
何がその差を分けているのか。調べる力です。仮に頭の中に情報を記憶できなくても、あのサイトに書いてあったなとすぐに検索できる力があることが重要なのです。調べる力がある人とない人はどこが違うのでしょうか。
1. ググる量が圧倒的に少ない
調べる力が足りない以前にそういう人は圧倒的に調べる時間、調べる量が少ないです。
私の職場の周りにも「本当にググりましたか?」っていう人は結構いる。「君みたいに特別な情報源を持っているわけじゃなんだよ。私は頭が悪いんだよ。」などと意味の分からない言い訳を始める。自分の頭の悪さを理由に調べるのを諦めてはいけません。頭が悪いのではありません。
「この俺が分からないわけがない」くらいに思ってもう少し調べてみましょう。人に聞くのも時には大切ですが、自分で調べて解決できる範囲は広げておかなければいけません。
2. 検索キーワードの差も重要
ググれば大体のことは分かります。しかし、検索の仕方がずれていると欲しい情報に辿りつかないことがあります。何が自分が分かっていて、何が自分は分からないのか、何が自分は知りたいのかを細分化して把握することが大切です。そうすれば、自ずと検索キーワードに何を入れればいいかが分かるようになります。
そこそこの情報に辿り着くが、もっと分かりやすく詳しい情報に出会うことなく、終わってしまう。これは難しい。そんな情報が存在するのかどうかも分からないからです。そこそこの情報に満足できているのであれば、そこで切り上げ、そうでなければもう少し調べてみる必要があります。
3. 大事な情報をスルーしていないか
ここまで調べる量を増やしましょうと言ってきたが、調べる量を増やす時にも注意点があります。それは、大事な情報をスルーしていないかということです。
もしかしら、Twitterのタイムラインなどで1度や2度目にしていたかもしれないが、その時は重要でないと思ってスルーしてしまった。つまり、情報はたくさん仕入れれば必ずしも良いというわけではありません。むしろ、情報量を増やせば増やすほど情報を見逃す可能性は高まります。
調べまくるのは大事ですが、一方で自分が取れるべき情報をスルーしていないか見直す必要があります。
・メモアプリを利用して自分だけの検索エンジンを作る
大切な情報をスルーしないためにはどうすればいいのか。
現代は情報に溢れているので、その時に大事だと思わなかった情報はすぐに忘れてしまいます。全ての情報を記憶していたら、頭がパンクしてしまう。ここで重要なのは、自分の頭で記憶しないこと。外部メモリーを活用することだ。
例えば、私は少しでも気になったら、iphoneのメモに記録するようにしている。メモは紙ではなく、電子媒体で検索できるように記録するのがポイント。検索できるようにメモをとる。すると、次に何か調べたいことがあった時にそのメモが検索エンジンに変わります。
私は何か前どこかで見聞きしたことがあったなと思ったことはgoogleではなく、まず自分のメモで検索をする。自分の頭だけで情報を記憶するのは限界があります。パソコンだって昔はローカルに全部保存していたが、情報が多くなるとUSB、さらにはクラウドと移行している。私たちよりもはるかに優秀なPCでさえ情報量の多さにアップアップしているのだから、私たちも外部メモリーを大いに活用しましょう。
メモは一つにまとめます。メモを複数使うのはあまりおすすめしません。どっちに書いたか分からなくなるし、それをまた統合するのも面倒だからです。やはりiphoneのメモのようにクラウドで保存するメモは特におすすめです。仮にiphoneが手元になくても、別の端末からアクセスできるからです。
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いつもいつも誰かが自分に情報を与えてくれるとは限りません。自分から情報を取りに行く、自分が取れる情報の範囲を広げておかなければなりません。調べる力は本当に重要です。
じゃあ、またいつか会いましょう!
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