noteに小説を10日間投稿してわかった、アクセス数改善の方法。
本気でアクセス数を増やしたいから
正直に告白しよう。こんな記事を書いている理由は、結局のところ、すべて私の小説を読んでもらいたいからだ。
騙されたと感じた方には、心からお詫びする。
しかし、以下の内容は全て本音であり、プラットフォームについての真摯な考察だ。嘘はないし、少しは役に立つかもしれない。
ありがとうnote
ここからが本題だ。
まず、Noteというプラットフォームには心からの感謝を伝えたい。
洗練されたUI、創作者への配慮、様々な工夫—素晴らしい取り組みだと感じている。
しかし同時に、いくつかの気になる点も見えてきた。
はじめてのnote -新規参入の難しさ
新しく始める者にとって、最初の壁は想像以上に高い。
これは仕方のない面もあるが、古くからのユーザーが圧倒的に有利な状況は、ちょうど仮想通貨の初期参入者のような既得権益を生んでいないだろうか。
新規参入者は、必死にフォロワーをあの手この手で増やすしかないのが現状だ。
まあ、単純に僕の小説に魅力が無いのかもしれない。それについては前回散々書いたので割愛する。
スキってなんやねん -記事読まれてる?
現在のシステムでは、記事を開かなくてもフォローやスキができてしまう。これは便利な反面、本当に内容を読んでもらえているのかという不安を生む。
タイムラインから内容を確認せずにアクションできる仕組みは、見直す余地があるのではないか。
もちろん、ほとんどの方はきちんと読んでからアクションを取っていると信じている。
しかし、システムとしては、「内容を読まないとスキができない仕組み」の方が望ましいのではないだろうか。
目立つためのタイトル -内容関係なくない?
記事を読んでもらうためには、まず目に留まる必要がある。そのため、本文以上にタイトルに時間をかけることになるが、これは本来の創作の本質から外れているように感じる。
現状のタイトル重視システムは、特に小説の連載には圧倒的に不利と感じる。各回のタイトルに工夫を凝らさざるを得ず、内容よりも見出しの印象で勝負することになってしまう。
絶望という名の過去記事 -再投稿したろか?
新しい記事が優先されるシステムは、新規参入者と既存ユーザーを同じスタートラインに立たせるという意味では公平かもしれない。
しかし良質な記事が、投稿のタイミングや、たまたまタイトルが目立たなかったという理由で埋もれてしまう可能性が高いのは残念だ。
まあ、これ自体は現実にもよく起こることではあるが。
投稿タイミングで数字変わるってなんでや
「平日17時台の投稿で数字が上がる」「土日は積極的に投稿すべき」「ランチタイムは避けるべき」—最近、こうした投稿テクニックをよく目にする。
確かにデータに基づいた有用な情報なのかもしれない。しかし、創作が投稿時間という数値で評価され、マニュアル化されていく状況に違和感を覚える。
本来、創作とは書きたいときに、書きたいものを表現する自由な営みではなかったか。
まあ、これが改善されないということは、「ぜひ予約投稿を使ってね!」ということなのかもしれない。資本主義なんて滅びてしまえ。
じゃあ、どうしろっていうんだ
結論としては、最適解は分からない。そもそも最適解など存在せず、少しずつ改善していくものなのだろう。
もちろん、運営側はこんな指摘点は百も承知だろうし、それぞれの判断に理由があるはずだ。
技術的な制約や、ユーザビリティの観点など、様々な要因を考慮しているのだろう。
ぼくのかんがえたさいきょうのnote
一方で、たとえば以下のような改善案は考えられるだろう。
スキのシステムを、ジャンプ+のように読了後にのみ押せる仕組みに
スキやフォロワーの制限は撤廃または緩和
評価方法を単純な数ではなく、閲覧数に対する評価の割合などに
タイムラインに冒頭100文字程度を表示し、内容で興味を引く
良質な過去記事を発掘できる仕組みの導入(AIによる推薦なども)
やっぱスキやねん -でも楽しいぜnote
繰り返しになるが、こんな議論は運営側で何度も繰り返されてるはずだ。
それでも、より良いプラットフォームを目指すための建設的な提案として、これらの意見を共有させていただいた。
今後も感謝を持ってNoteを使用させていただきながら、よりよい創作の場となることを願っている。
あと、やはりスキは欲しい。皆さんのスキをお待ちしています。