見出し画像

好きなものと嫌いなもの

今朝、先日立てたばかりの今月の目標を達成した。体の節々は痛く、悪い方の右足の付け根も痛い。先生、やっぱり痛いんですが、これ大丈夫なの?いやいや、あかんやろ。そんな自問自答をしながら、なんとか5キロを走り切った。誰か褒めてほしい。いやほんま。しんど。

5キロなんて走ったのいつだったかなぁ。記憶に残っているのは2020年の5月辺りである。ベルリンで始めてロックダウンになった頃だ。気分が滅入るので、ヤケクソになって外に出て走ってばかりいた。動いていないと死んじゃう、というくらい、気分的にしんどい日々だった。

今日から秋休み明けで学校が始まった。「目標も立てたことだし、ちょっとゆっくりめのペースで行けるとこまで行ってみよっか」などと、月曜日だとは思えないノリで走り始めた。秋休みのリズムを無理やり戻し、それまで夜の2時前までウダウダして10時過ぎまで寝ていたのに、突然7時に起きて完全に時差ぼけのような状態だったにもかかわらず。

正直、20分を経過した辺りからやる気が半減どころか、ほとほと嫌になってしまった。「5キロまであと何周?3、4?キッツー」思わず走りながらキッツーのところだけ声に出てしまった。辛い。もう今すぐ立ち止まって、さっさと家に帰りたい。何度そう思ったことだろう。たった5キロとはいえ、普段でも2、3キロがやっとなのだから仕方がない。昔から体力勝負の長距離走は大嫌いなのだ。本当は100メートルくらいの短距離をサッと走るのがいい。

今朝のログ

別に誰にも頼まれてもいないのに、朝からひぃひぃ言いながら、それでも5キロを完走した。意地になって1度も立ち止まらずに。そんな自分を自分で誉めておいたが、足はガクガクである。もう2度とやりたくない、と心の底から思った。本当にこんなことをして何かいいことがあるのだろうか。多分ないのだろう。

そんなわけで、窓から珍しく光が差し込んではいるが、クタクタで今にも眠りそうな昼下がりである。お昼に食べた鍋風味のうどんは非常に美味しかった。スポーツをするとご飯が美味しい。多分、いいことといってもそのくらいなのである。

この歳で無理をすると、数日は走れなくなりそうだ。明日は大人しく家でリングフィットでもすることにしよう。何事も無理は禁物ですね。反省。

うどんは大好き



サポートは今後の取材費や本の制作費などに当てさせて頂きたいと思います。よろしくお願いします!