「上手に仕事を振る」ための7つの法則
どうも、ZADAです。アートとビジネスに関して情報をお届けしています。
さて、昨日に引き続き後編となります。
⒋フォローのチェックリストをつける
前回の続きですが、仕事を任せたい理由をきちんとAさんに伝えて、仕事を引き受けてもらいました。ここからでしたね。
当たり前ですが、仕事は任せることがゴールじゃなく、
ここからのフォローが大事で、そのフォローって具体的にどうすると良いか?って話をします。
Aさんとの信頼関係が大きく変わってくるポイントにもなるので。
まず、ダメな例で言うと、僕の実体験なんですが、新人の頃先輩に振られた仕事で、初めて作る資料ばかりで手間取ってて、質問したいけど先輩出張でいなくて、、
締切近づいた進捗会議のときに、ようやく本人がいて、あまりの進捗の悪さに、「あの仕事やっといてって言ったよね!?」って、むっちゃ怒られたことがありますw
今振り返ってみて、どうしたらよかったのか?を考えると、諸々自分への反省点もありますが、やっぱり仕事の振り方って大事だなぁって思うようになりました。
じゃあ、人にお願いした後、どうフォローすれば、自分のイメージ通りの仕事をしてくれて、尚且つ相手と良い信頼関係を築けることにつながるの?
この答えにつながるチェックリストを自分なりにいくつか作ってみました。
□提出期限を設けたか
□経過をヒアリングしたか
□適性診断 作り込むタイプか、スピード重視タイプか(※前者なら要注意 )
□添削したか
□伝わるまで伝えたか
□感謝を伝えたか
この辺かなと。
特筆すべきポイントは以下の2つ
🔲作り込むタイプか、スピード重視タイプかチェック ※前者なら要注意
これは、別記事「やりたくない仕事をやる時のマインドセット3/3」でも取り上げた話なんですが、
50%の完成度でいいから、早く添削してもらって、早めに軌道修正してもらおうというスピード意識が大事って話でした。
Aさんがスピード重視してくれるタイプなら、仕事をお願いした方も、軌道修正しやすいのでお互いストレス少なくて済むのですが、
反対にもし100%を目指して、丁寧に作り込むことに意識を持ってAさんが仕事していた場合は、時間をかけてるので、なかなか提出にこない。
あがってきた内容によっては、軌道修正が大幅に必要な可能性もあるし、そうなると残り時間少なくてお互い焦るし、余裕がなくなってくるし、ストレスフルになっちゃう。
なので、経過を見ながら、Aさんがどちらのタイプなのかを早い段階で見極め、対策をとることがポイントになってきます。
🔲伝わるまで伝えたか
相手に「伝える」のと、「伝わる」のとでは違うよねってことで、
「伝える」だと、また同じような案件を任せたいとき、また1から教えないといけなくなる確率が高い。なぜならモノになってないから。
「伝わる」ことが確認できるまで、最初こそ、時間をかけてコミュニケーション取ることをオススメします。
でも、時間短縮のために仕事をお願いしているのに、時間をかけたら本末転倒なんじゃ?
と、一見矛盾した話に聞こえるんですが、中期的にみると、間違いなく時間短縮になります。
あなたが本気で仕事を減らしたいなら、相手の理解を待ちましょう。
⒌「考え方から変える」ためのフォロー
フォローのチェックリストにも入ってる、添削について、5~6章で最後にちょっと深堀りしたいなと。
Aさんからあがってきた資料をみて、
「あれ?自分の作ってほしいイメージと違う。」
てなったとします。(そういうときありません?w)
そんなときのAさんへの「軌道修正」の伝え方ですが、
「これはこうじゃなくて〜」と訂正ポイントを正す話し方をしがちな方もいるんじゃないでしょうか?
ちゃんと明確に訂正をいれていく。いわば、学校で生徒のテストに、赤ペンで解答を書き入れる教師と同じような感じですよね。
それでも相手が分かってくれる場合もあるんですが、相手の理解をもっと深めるためには、相手の論理を知る必要があります。
まずは、「なんでAさんは、ここの文章をこういう風にしたの?」とAさんに自分の思考を言語化させること。Aさんは、自分がどういう事を伝えたかったのか?を言語化することによって、Aさんの中でのイメージの輪郭がよりはっきりしてくるはずです。
つまり、「変えるべきは、文章ではなく、Aさんの考え方」
ここがポイントです。
大丈夫ですか?ご理解頂けてますか?w
そのまま続けていきますね。
⒍「理解を深める」ためのフォロー
相手の論理を知ると、自分のイメージとの比較ができるので、どこにズレが生じているかも浮彫りになってきます。
その上で、、
「なるほど、だからこういう内容になったんだね。ねらいは悪くないよ。でもこういう風にまとめた方が、見る人にもわかりやすいと思うんだけど、比べてみてどう?」
みたいに、一旦Aさんの論理を認めて、その上でより精度が高いアイデアをちゃんと見せて、それに対する意見、感想もAさんからもらう。
こんな感じで話すと、Aさんも自分に何かが足りてなかったか、むしろもっといいアイデアはないか、しっかりと自分の言葉にしながら理解を深めていけるというわけです。
⒎感謝を伝える
というわけで、
任せた仕事が完了したら、ちゃんと感謝をつたえる。
「おかげで助かった。ありがとう。」
「Aさんにお願いしてよかった。」
終わりよければ・・・で、
この積み重ねで、良い信頼関係を築いていけるんじゃないかなって僕は思います。
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長くなりましたが、最後まで読んでくださった方、
ありがとうございました!感謝です。
以上、「上手に仕事を振る」ための7つの法則でした。
ではまた!
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